トート・タロット

とーとたろっと

トート・タロット（Thoth Tarot）とは、タロットカードのデッキの一形式。

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目次 [非表示]

1 概要

2 アテュ

3 トート・タロットに関連するキャラクター

3.1 神官

3.2 欲望

3.3 永劫

3.4 宇宙

4 関連タグ

概要

アレイスター・クロウリーがデザインしたタロット。

クロウリーの逝去から22年後の1969年になって、友人の手によりカード化された。

タロットの歴史上では、比較的新しい物である。

ウェイト版、マルセイユ版より大きく異なる点は、

大アルカナを「アテュ」と呼び、一部の名前が変更されている
小アルカナの人物札は『騎士』、『女王』、『王子』、『王女』
正位置、逆位置の概念が無い

アテュ

番号	名前	カードの意味	ポジティブな意味	ネガティブな意味	その他
0	The fool 愚者	自由	自由自発性霊的な上昇潜在力可能性純粋さ確立されていない自我	奇行愚行狂気無責任未成熟
I	The Magus 魔導師	行為とコミュニケーション	知性コミュニケーション器用さオカルトについての知識とスキルメッセージ	詐欺窃盗ペテン
II	The Priestes 女司祭	感受性	純粋直観処女性サイキック・パワー瞑想殻を破る秘教的な知恵音楽や芸術の才能	情熱に流される頑固ディスコミュニケーション
III	The Empress 女帝	慈悲	愛美幸福豊饒快楽成功多産共感同情気遣い脇役としての成功母性	放蕩浪費不活発怠惰官能主義
IV	The Emperor 皇帝	責任	責任権威父性支配短期決戦による勝利征服野望	過剰なプライド誇大妄想事が長引くと失敗する傲慢抑圧
V	The Hierophant 神官	理解	神聖なる知恵霊感目上からの助力体験的な学び知識組織忍耐自発的に召喚されたオカルト的能力	骨の折れる仕事自己満足頑固保守
VI	The Lovers 恋人	愛	霊感直観に心を解放するあらゆる次元と形の愛教養魅惑選択による合一相反するものの合一契約和解結婚恋愛の成就	子供っぽさ自己否定決断力の無さ上滑りな関係
VII	The Chariot 戦車	パワー	凱旋征服勝利希望	伝統的思想維持への暴力服従
VIII	Adjustment 調整	見守る事	公平公正調整バランス見守る適正結婚満足	裁判への出頭宙に浮いた決断	ウェイト・マルセイユ版における正義
IX	The Hermit 隠者	独りある事	内側からの光神聖な知恵思慮分別用意周到自分を見つめ直す沈黙	今ある事から退く引退
X	Fortune 運命	流れと共にある事	幸運運の変わり目良い変化	カルマ	発音は「フォルトゥナ」
XI	Lust 欲望	エネルギッシュ	強さ力の発揮生きるエネルギー大恋愛情熱行動力魔術的力の行使	野性的抑え難い欲望欲望に身を任す	ウェイト・マルセイユ版における力
XII	The Hanged man 吊し人	苦しみ	強いられた犠牲による購い苦難苦悩困難や苦しみによる変容忍耐	損失罰死
XIII	Death 死神	死	変化何かの終わり手放すレット・ゴー意識の変容新生と復活	外見上の破壊や死苦難
XIV	Art 技	統合	諸力の結合実現綿密な計画に基づく行動準備の末の成功集中力芸術多芸多才	八方美人	ウェイト・マルセイユ版における節制
XV	The Devil 悪魔	現実の受容	基本的な現実如性あるがままを受け入れる制限に対抗する科学知識	盲目的衝動無節操誘惑強迫観念治りにくい病気
XVI	The Tower 塔	崩壊	大いなる変容より深い真実への道を作るために、古い自我のパターンが壊れる事野望勇気	口論闘争計画の失敗突然の崩壊
XVII	The Star 星	信頼	自己信頼希望芸術洞察力快復力奇跡的な救い博愛	夢見がち失望無駄遣い
XVIII	The Moon 月	未知	未知無意識不可知神秘的希望はもうそこまで来ている重要な変化の瀬戸際	錯覚ヒステリー狂気詐欺嘘秘密とまどい
XIX	The Sun 太陽	全体性	解放成功繁栄大勝利病の回復（安楽死）	横暴自惚れ
XX	The Aeon 永劫	高次の見通し	最終決定ターニングポイント再誕生未来への新しい見地広大な見方神人合一	産みの苦しみ変容の前の苦難	ウェイト・マルセイユ版における審判
XXI	The Universe 宇宙	完結	完成達成絶頂実現総合有機的な完結や自然な開花	遅延不活発避けられない結末	ウェイト・マルセイユ版における世界