CV:三宅健太
人物像
コロニー「ファーデーン」を二分する旧国家派閥の一つ、「ザラム」のリーダー。
小柄で太っているので老人のように見えるが、実は45歳。顔の傷跡と∀ガンダムのような豪快な髭がトレードマーク。
「ザラム」の名を背負って先祖代々の敵エウバと戦うことを名誉や誇りとして捉えているが、所詮はヤクザの抗争みたいなものでしかなく、イワーク・ブライアを始めとした市民たちからは「無能な乱暴者」だと思われていた。
表向きは大企業の社長をしているが、裏では金目当てに兵器を密売しており、グルーデックからは「ぬくぬく肥え太ったブタ野郎」とまで言われていた。
専用MS「ガラ」に搭乗する。
作中での動向
グルーデック・エイノアから軍の機密データと引き換えに戦艦を提供してほしいと裏取引を持ちかけられる。戦いを止めようとするフリット・アスノを自分たちのように過去を引きずって戦っていると評した。
後にエウバとの戦闘に乱入してきたUEの戦い方を目の当たりにし、今まで誇らしいものと思っていた自分たちの戦いが、彼らの前では戦争とは呼べない「子供の喧嘩」でしかないと悟って衝撃を受ける。UEを撃退するために一時的にエウバとも共闘することになり、グルーデックの勢力に協調することを決意する。
第10話のUEとの戦闘において、UE巨大母艦に特攻しその命を散らす。
彼の死は、フリットやラクト、ザラム軍とエウバ軍に影響を与えた。
UEの正体は人間であったが、結局フリットもボヤージのような過去を引きずる人間になっていくのであった。
小説版では特攻はせず、ゼダスからフリットのAGE-1を庇い戦死した。
最終巻にて、苦悩するフリットの前に幻影として現れている。
関連タグ
機動戦士ガンダムAGE ガンダムAGE フリット・アスノ ラクト・エルファメル
ガラン・モッサ…中の人繋がりのガンダムキャラ。