「ノラネコラーにござりまする」
CV:飯塚昭三
概要
『電子戦隊デンジマン』第36話「勇気ある仔犬の詩」に登場。
都市の地下に堆積している濃縮されたヘドロガスを集めて爆破し、東京を壊滅させる「東京絶滅作戦」の遂行を使命とするベーダー怪物。ベルトのバックルナンバーは「35」。ベーダー怪物の中で最も優れた嗅覚の持ち主で、ガスの場所を探査するために孵化させられた。
鋭い爪と俊敏な動きを持ち味としており、巨大戦ではデンジ剣の上に立つといった身軽さを披露した。また口から火炎を吐き出す能力を持つ。
ちなみに猫の怪人故なのかデンジボールにジャレつくといった猫らしい習性を持つ。
会話能力もあるようだが、劇中ではほとんど鳴き声ばかりを発していた。
劇中での活躍
ミラーとケラー、そしてダストラー達を引き連れ、濃縮ヘドロガスの溜まっている廃工場へ潜入。
早速ガスの採取作業にかかるが、そこには偶然黄山純と少女・まち子の拾った野良犬ゴローが匿われており、餌やりをしにきた黄山がダストラーの足跡を発見したことで怪しまれてしまう。
しかし黄山がゴローに気を取られている隙を突いて急襲、執拗な引っ掻き攻撃で気絶に追い込み捕縛することに成功する。
電子戦隊の4人が捜索をしている間にも次々とガスを採取し、作戦決行地点であるポイント5へガスの詰まったボンベを集積。
時限爆弾で黄山諸共爆破しようとするが、この企みを知らせるために海から川沿いに走り続けていたゴローがまち子、そして4人と合流したことで自身の居場所を知られてしまい、間一髪の所で導火線の火を消されたことで作戦が破綻してしまう。
デンジマンとの戦闘でもその身軽さを活かし、攻撃を跳び回って避ける、鋭い爪での引っ掻き攻撃などで苦しめるが、逆に5人に取り囲まれて全身を引っ掻かれてしまい、悶えながら巨大化。
上記の通りデンジ剣の上に立ち、火炎放射でダイデンジンを攻撃するなど善戦していたのだが、デンジボールを取り出すと一転。じゃれついて遊んでいるうちにヘトヘトになってしまい、そこに放たれた電子満月斬りで両断され倒された。