CV:水樹奈々
概要
伝統を重んじる巨人の国「ヨトゥン」の第一王女でダグの双子の姉。優雅で美しいものを好む。
惚れやすい性格で、初登場時はそれゆえにオッテルに惚れ込んで利用されていた。
一応本人もこの悪癖は自覚している。
妹のダグを「お猿さん」呼ばわりし、ダグからは「腹の真っ黒な狸」と呼ばれるなど姉妹仲は険悪。
しかしもともとの姉妹の関係は決して悪くなく、むしろ良好なものだったのだが、ある時母である女王から「姉妹のうちどちらか優れた方を次期女王とする」と言い渡され、女王の座を姉に譲りたかったダグは抗議するも女王の考えを変えることができず、ダグの方から距離を取るようになったという。
普段はダグより強いそうだが、ストーリーでオッテルに騙されている際に初めてダグに敗北した。一応武器の相性上はダグが有利ではある。
また、騙されていた罪悪感から仲間になった後は献身的な面も見せており、料理も得意だという。
そしてどうやら召喚師も好みの顔立ちだったようで…。
右目の下にほくろがあるため、描く時には注意。
ユニット性能
魅惑の月光 ノート(神階英雄)
「ヨトゥン王国第一王女ノート
どうぞ末永く可愛がってくださいませ。
うふふ…」
属性 | 青 |
---|---|
兵種 | 槍/歩行 |
武器 | フリムファクシ(専用) |
奥義 | 竜穿 |
A | 遠距離反撃→遠反・飛燕の構え |
B | 双姫の月翼(専用)→双姫の月翼・神(専用) |
C | 攻撃速さの脅嚇 |
ダグから遅れる事約2ヶ月の2021年6月から闇の神階英雄で登場。ここでも光のダグとは対になっている。久々の月末以外での神階英雄登場となった(ストーリー展開途中に入るのは4部のルピナス以来)。
ステータスは攻撃速さが高めで他はやや平均寄り。
専用武器の「フリムファクシ」は速さ3に自分のHPが25%以上あれば戦闘中、全ステータス+5かつ、かかっているバフの数値分を上乗せする。ここでも姉とは対となる効果でデバフで強くなる妹とは違って、姉はバフでさらに強くなるタイプ。自身の使う脅嚇で攻撃と速さが6上がる効果が付くため、それと合わせるだけで6+6+5で17も上昇させられる事になる。
天駆の道があるのもダグと同様でノートがいるマスを味方が通り抜ける場合、ノートにいるマスは移動マスにカウントされない。
専用Bスキルは自分のHPが25%以上あれば戦闘中、敵の攻撃速さ-5かつ速さが高いほど敵の攻撃のダメージを最大40%まで軽減する回避効果を付加する。
脅嚇のかかった相手なら相手の攻撃と速さは-11になるので、フリムファクシの効果で速さに28もの有利を取れるので、回避効果と合わせてダメージが大きく減らせる。加えて遠距離反撃も持つので、遠距離ユニットでも大抵は返り討ちにしてしまえる。ガン攻め要員だったダグに対して、こちらは敵の攻撃力を削いで守りを固めて反撃する守備型。
しかしその割には守備と魔防は中途半端で軽減があっても高火力を持つユニットだと倒されてしまう可能性は高い。妹とは違ってパニックなどのデバフには弱い。攻め立てや絶対追撃、軽減無効を持つ効果は多いので油断は禁物。またデバフ、バフ無効や強化に反転する効果もあるので相手する場合は味方のサポートで補おう。
2024年7月のアップデートで上方修正。
Aスキルが「遠反・飛燕の構え」にグレードアップ。
専用Bスキルが「双姫の月翼・神」へ。HP条件に変化はないが守備もデバフ対象となり、50%軽減の回避4同等の効果に強化。新たに攻撃10%分ダメージに加算と奥義以外のダメージ軽減を半分無効が追加。
同時に錬成武器対象に。
周囲2マス以内にいるバフが付与している味方も対象となった。新たにターン開始時、自分のHPが25%以上なら自分を除く周囲2マス以内の味方に奮激付与が追加。
特殊錬成効果は敵から攻撃されるか敵のHPが75%以上の時は戦闘中、敵の攻撃速さ守備-4かつ敵とその周囲2マス以内にいる敵のうち最もデバフが高い数値分さらに攻撃速さ守備が減少して最初の攻撃か二回攻撃のダメージを7減少かつ奥義カウント変動量+1。
これで強化もやりやすく敵も弱らせるようになり、防御面の大幅強化を行えるようになる新たな個性を得た。
なお、ホーム画面などの台詞は妹のダグについて語っているものが意外と多い(一方ダグは姉について語っている台詞が殆ど無い)。
ダグも持っているなら支援で強引に仲直りさせることも可能だったり…。
余談
担当声優の水樹奈々はファイアーエムブレムシリーズ初担当。
ノートとは北欧神話の夜の神であり、昼の神であるダグとは対の存在である。専用スキル「双姫の月(陽)翼」もお互いのシンボルを記している。
専用武器の「フリムファクシ」は、ダグの専用武器「スキンファクシ」同様、本来は彼女の愛馬の名前であり、どちらも天を駆ける名馬であり、お互いが12時間ごとに特定の道を駆けることで昼と夜が産まれたとされている。
原典のノートは3度もの結婚をしている為、惚れっぽい性格と言うのもおそらくここからである。…しかしこれぐらいの結婚歴は神話では良くある事ではある。
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12章のネタバレ
暴走したファフニールを追い詰め、レギンが魔剣グラムでトドメしようとするが兄を自分の手で殺す事を躊躇ってしまい、動けなくなる。それを見たファフニールがレギンに襲いかかり、見るに堪えなかったダグがレギンを庇うが…
なんとノートが庇い、二人は事なきを得たが彼女は深い傷を負う。しかし彼女は助からないと察したのか…
「どうか…立派…な……ヨトゥンの…女王……に……」
ダグにヨトゥン王国の女王を託す事を伝え、そのまま死亡してしまう。ドラマ動画では死亡フラグが立っていると召喚師達も不穏な空気を見せていたがそれが的中してしまう。
同行中での仲間死亡は例外もあるがおそらく初。しかも既にガチャとして実装済みの状態という複雑な状況である。