概要
型式番号RX-106。
メカニックデザイン企画『A.O.Z Re-Boot』に登場。
ハイザックのプロトタイプ。後述するマリン・ハイザック（MS-06M）のベース機という文字設定のみが存在していたが、『A.O.Z Re-Boot』にて数十年越しにデザインが設定された（と同時にMS-06Mのくだりも同名の別機体という形に整理された）。
一年戦争後、地球連邦軍が独自に開発した機体で、この時点ではまだ開発にアナハイム・エレクトロニクスは関与していない。
ジェネレーター出力などの諸性能は量産機よりも高く、生産された機体の内の数機は、ハイザック飛行型やマリン・ハイザック（RX-106M）の試作機として改造されている。
なお、これらの改造機はグリプス戦役中に量産されることは無かったものの、戦後にデータを入手したレジオンが量産に踏み切ったという奇妙な共通点を持っている。
ちなみに本機の画稿は藤田一己氏の手でクリンナップされる前の大河原邦男氏によるハイザックの初期稿を藤岡建機氏が『A.O.Z Re-Boot』の世界観に沿うようプロポーションを調整したもので、メタ的な意味でもハイザックの試作段階と言えるMSになっている。
改造機
マリン・ハイザック
型式番号RX-106M。
『A.O.Z Re-Boot』に登場。
ハイザック試作型をベースにザク・マリンタイプと同規格の水中用装備を装着した機体。
本機は試作の段階で廃案となり、名前だけが接収後に増産されたザク・マリンタイプの近代化改修機に受け継がれた。
アクア・ハンブラビIIと合体することで「アクア・ハイザック」（型式番号RMS-106M2）と呼ばれる形態も取ることができる。
詳細は当該項目を参照。
プロトハイザック飛行型
形式番号RX-106E。
小説『ADVANCE OF Ζ 刻に抗いし者』およびメカニックデザイン企画『A.O.Z Re-Boot』に登場。
ハイザック試作型を素体としてアドバンスド・ハイザック相当の改修を施したうえで飛行用の装備を装着したハイザック飛行型のプロトタイプ。
この試作1号機には「灰狼（ヴァナルガンド）」というペットネームが付けられている。
詳細はハイザック飛行型を参照。
