ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

ハイザック飛行型

はいざっくひこうがた

ハイザック飛行型とは、小説『ADVANCE OF Ζ 刻に抗いし者および漫画『A.O.Z Re-Boot ガンダム・インレ-くろうさぎのみた夢-』に登場するモビルスーツである。
目次 [非表示]

カタログスペック編集

型式番号RX-106E(ティターンズ)、ARZ-106E(レジオン)
所属ティターンズ・陸上戦艦ニコシアレジオン・オリンポス山基地特別防衛部隊
製造オークランド研究所(ティターンズ)、火星(レジオン)
生産形態強化人間用試作機(ティターンズ)、強化人間用少数生産機(レジオン)
装甲材質
  • チタン合金セラミック複合材
  • 一部ガンダリウム合金
携行武装

概要編集

小説『ADVANCE OF Ζ 刻に抗いし者』および漫画『A.O.Z Re-Boot ガンダム・インレ-くろうさぎのみた夢-』に登場するモビルスーツ

ティターンズが試作機のみ製作、レジオンが後に量産という特異な経緯を持つMSのため、それぞれの経緯は分けて後述する。


RMS-106 アドバンスド・ハイザックを素体に飛行用に開発されたMS。大気圏内における自由度の高い飛行を可能としている一方でパイロットにかかる負担が大きくハイザックからはかけ離れたピーキーな機体となっており、事実上の強化人間専用MSとなってしまっている。

機体各所や増加装備にはガンダムTR-1からの技術転用やパーツ流用が見られ、本機がTR計画で手に入った試験データのフィードバックを多分に享受した機体であることが見て取れる。

バイアランなどの空中戦用モビルスーツのデータ収集機としての側面も持ち、試作型イカロスユニットの装着により更なる空戦能力の向上も試みられている。


大気圏内飛行に特化するためスラスターのレイアウトは脚部・背部共にハイザックから全面的に更新された。

基本的には素体のアドバンスド・ハイザックから装備している部位が殆どだが、下腿部のスラスターは取り外され、肩部は丸型のショルダーアーマーにスパイク付きのスラスターノズルを増設している。

バックパックのオプションはヘイズル1号機が試験していた可動式ブースター・ポッドから2号機が試験していたマルチ・コネクター・ポッド式の物に交換され、その後部に同じく2号機で試験されたトライ・ブースター・ユニットの技術を転用したジェネレーター内蔵式の大型フレキシブル・ブースターが1対接続されている。


バリエーション編集

アドバンスド・ハイザック編集

型式番号はRMS-106

ハイザック飛行型の素体となったモビルスーツ。

ハイザックをベースに、ガンダムTR-1[アドバンスド・ヘイズル]の運用データを取り入れた強化改修が施されている。

詳細はアドバンスド・ハイザックを参照。


ハイザック・イカロス・ユニット試作プラン編集

ガンダムTR-1[ヘイズル改]で試験されていた全身に纏うタイプの飛行用の増加装備「イカロスユニット試作プラン」をハイザック用に改設計を施し装着したもの。

また。取り外されていた下腿部推進器にはアドバンスド・ハイザックのものが再び外装された。


フレキシブル・ブースターに増設されたバインダーや股間部に増設されたジェネレーター一体型のメインスラスターによって更に推力や機動性を底上げしており、消費量が増えた推進剤に対処するためフレキシブル・ブースターやマルチ・コネクター・ポッドにはプロペラント・タンクも増設されている。

ただしこの過剰なまでの機動力の強化はパイロットにも途轍もない肉体的負担を強いており、余命にさえ影響を及ぼすとまで言われている。


ベースとなったガンダムTR-1のイカロス・ユニットはその後推力による姿勢制御に重きを置いた後のバイアランに近いスタイルに再設計されたが、ハイザック用のものはそのまま生産され陸上実戦部隊に配備された。


プロトハイザック飛行型試作1号機[灰狼(ヴァナルガンド)]編集

小説『ADVANCE OF Ζ 刻に抗いし者』に登場。

形式番号RX-106E

オークランド研究所がハイザック試作型をベースにアドバンスド・ハイザック相当の改修に加え、飛行用の装備を施し開発したハイザック飛行型のプロトタイプ。

当初は「ハイザック[ヴァナルガンド]」という名称が用いられたワンオフ機のような扱いだったが、後述の『くろうさぎのみた夢』にレジオンによって量産された同型機が登場したことで、そちらのプロトタイプという位置付けになった。

パーツ調達の関係から補修パーツにはU.C.0086年当時最新鋭で供給が安定している量産型の物が充てられており、ハイザック試作型と共通する共通する意匠は動力パイプの露出していない上腕部程度しか無い。

また、試験機という性質上逐次アップデートが行われており、ガンダリウム合金製の外装パーツ等も用意されていた。

機体の操縦補助のために準サイコミュ装備のひとつである「シャーマン・フレーム」が搭載されている。

パイロットは同研究所の強化人間のロスヴァイセ。


陸上戦艦ニコシアに配備されたが『刻に抗いし者』ではロスヴァイセが宇宙に上がるため、『A.O.Z Re-Boot』ではニューギニア基地で墜落事故を起こしパイロットが再起不能となったためとそれぞれ経緯は異なるものの最終的にどちらもオークランド研究所に返還されている。


ハイザック飛行型(レジオン仕様)編集

型式番号はARZ-106E

漫画『A.O.Z Re-Boot ガンダム・インレ-くろうさぎのみた夢-』に登場。

ジャミトフ直属部隊ブラックヘアーズを率いていたティターンズ残党のトリスタン特務大佐がレジオンとの取引で譲渡した兵器の中にこの機体も存在しており、レジオンで生産・運用された。

レジオンで運用するにあたって型式番号が更新され、全身が火星の大地を象徴した赤に染め上げられた。


宇宙世紀0091年に火星で起きたジオンマーズとティターンズ残党が結託して起こした反乱「輝ける星作戦」に際して、先の戦いでジオンマーズから寝返りレジオンのオリンポス山基地特別防衛部隊の指揮官を任されたムンスキーの下、ジオンマーズのデータから再生産された新生PG(サイコガール)部隊をパイロットとして4機が迎撃に出た。

ティターンズ残党のミズノの駆るバケットホイールエクスカベーター型サイコガンダムMk-Ⅱに空中から攻撃を仕掛けるが「疑似人格システムC.A」の補佐によってサイコガンダムMk-Ⅱはシャア・アズナブルの戦闘機動を再現しビームを全て回避される。

その後、高高度までジャンプしてきたサイコガンダムMk-Ⅱによる徒手空拳でハイザック飛行型は全て叩き落され新生PG部隊は全滅した。


関連タグ編集

アドバンス・オブ・Z 刻に抗いし者 A.O.Z Re-Boot

ハイザック ハイザック先行量産型 ガンダムTR-1 バイアラン

グフ・フライトタイプ…飛行するザクの系譜の先輩

関連記事

親記事

アドバンスド・ハイザック あどばんすどはいざっく

子記事

pixivに投稿されたイラスト pixivでイラストを見る

このタグがついたpixivの作品閲覧データ 総閲覧数: 220

コメント

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました

見出し単位で編集できるようになりました