概要
演:小日向文世
『鋼の錬金術師』に登場するアメストリス軍の東方司令部幹部。ニューオプティン支部勤務。階級は少将。
グレーの髪を持つ中々のナイスミドルである。
かつて、家族旅行で乗り合わせた列車が東部過激派「青の団」に襲撃され、その時(旧アニメ版ではエドが国家錬金術師試験を受ける前)左耳を撃ち抜かれている。先述した旧アニメ版においては、この後まだ13歳だったエドの試験に際し推薦状を書いたことになっている。
マスタング(メイン画像中央)の栄転後、彼の後任として東方司令部に転属。マスタングが若くして大佐の地位にいることが気に入らず、任務の際に文句を言うなど器の小さい性格。東方司令部司令官であるグラマン中将からは「うるさいから嫌い」と言われ、ハクロも好感を抱いていなかった。
プライベートでは一転して、家族思いの良き父である。
終盤、「約束の日」にブラッドレイ大総統にグラマンの軍事演習は囮で、ガラ空きになったセントラルでマスタングがクーデターを起こすことを密告する。しかしそれ自体がグラマンの罠であり、結果的にブラッドレイの乗った列車を爆破することに成功している。
旧アニメ版ではリオール暴動の鎮圧に差し向けられており、ロゼに平手打ちを行うなど粗暴な面が強調されていた。後に傷の男のクーデターが勃発した際にはとりあえずお前でいいや的発想でブラッドレイから大総統代理の役を担うというまさかの展開になり、子供のように狂喜乱舞するというコミカルなシーンがあった。
FA版では列車強盗事件のエピソードが削られているため、原作や旧アニメより出番が減少している。
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???:実写版におけるネタバレ。