概要
『ゾイド-ZOIDS-』におけるロブ・ハーマンに視聴者から付けられた愛称(蔑称)である。
主人公のバンが、民間人でありながら軍用ゾイドのシールドライガーに乗っている事を不審に思い、軍からの強奪、あるいは横流しの疑いから主人公たちを拘束したことで出会った。
- 後に、シールドライガーが登録抹消済みであった事から疑いは晴れている。
バンらが脱走した際にプテラスで部下と共にプテラスで追撃、しかし弾薬を抜いていた筈の陸戦用のコマンドウルフおよびシールドライガーに撃墜されるという墜落王としての華々しいデビューを飾る事となった。
彼は、決して愛すべき馬鹿ではなく、軍人や指揮官として優秀であり、搭乗するゾイドによってはちゃんとした活躍を見せてくれるのだが、プテラスでの出撃すると8割という高確率で撃墜され、そのシーンがほぼ毎回同じバンクであった為に、いつしかファンからは親しみと揶揄を込めて「ハマシュート」(ハーマン+パラシュート)と呼ばれるようになった。
- 「ハーマンを撃ち落とす」という意味の「ハーマン」+「シュートダウン」だと考えていたファンもいる。
ゴジュラスに搭乗した際も、若干トリガーハッピーと化すなどかなり自信過剰な面があったため、彼がある種のネタキャラとして愛されるのもその辺りが影響しているのだろう。
ガイガロスでのクローンデスザウラー(詳細はこちら)との戦闘では、アーバインと共にゴジュラス2機がかりでデスザウラーの動きを止めようとするも失敗に終わり、この際アーバインに「遅れているぞ!!」と檄を飛ばすが、上記の失敗を知っているアーバインに「あんたにだけは言われたくねぇ!」と返されてしまっている。
一方で、帝国過激派残党が3S(ストームソーダー・ステルスタイプ)を強奪した際にはプテラスで出撃し、一機を撃破するに当たって活躍するも二機目に撃墜されてしまったりと、ここでも飛行ゾイドとの相性の悪さは改善されていなかったりもするが、流石に性能差が非常に大きかったため、仕方ないとも言える。
余談
- ハーマンの副官であるオコーネルも高確率であおりを喰らっている。
- ジャッロなど、ハマシュートに近い醜態(?)を曝しているキャラクターは他にもいる。というか、バンが「奇跡」を起こす「ミラクルボーイ」である理由の一つは、陸戦型ゾイドの白兵戦によって飛行型ゾイドを何度も撃墜したからである。
- このネタ以外にも、ウルトラザウルスでのグラヴィティカノン発射時の「撃てぇ!」のシーンが出る度に顔芸枠として人気を博している。