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概要

藤子・F・不二雄原作の漫画・アニメ作品『ドラえもん』のエピソードの一つ。TC33巻収録。


ストーリー

ドラえもんのび太パパママが物置の整理をしていると、のび太の曾祖父(2021年版「ハリーのしっぽ」〈水田わさび版アニメ〉では高祖父)である野比のび吉の巻物を発見する。

その巻物には1910年から数えて76年後、すなわち来年(※連載当時)の1986年に襲来する災いから生き延びるための物を埋めたと書かれていた。


のび吉が書き残した災いや生き延びる為の手段が気になったのび太は庭を掘ろうとするが、その様子を見たドラえもんは「パパもおじいちゃんも御先祖様の遺言を守ってきたのだから、君も守らないと」と止める。

それでものび太は気になって仕方ないと言い出した為、ドラえもんはのび太を連れて「タイムマシン」に乗り込み、明治43年に向かった。


過去に到着したドラえもん達は少年時代ののび吉を発見する。すると彼は水を大量に入れたタライに顔を付けるが、いつまで経っても顔を放そうとしなかった為、母親に止められる。のび吉は「チューブが買えなかったから、ハリーが来た時に備えて息を止める練習をしていた」と言う。


ドラえもんは「タイムテレビ」を取り出し、のび吉に何があったのかを調べることにした。一週間前を映し出すと、のび吉の通う学校の教師が生徒達に「ハリーのしっぽが一週間後に来る。しっぽが地球をかすめた際、空気を持って行ってしまうかもしれないので、息を止める練習をしておくように」と伝えた。

放課後、のび吉は自転車を見て「自転車のタイヤのチューブに空気を詰め込めば良い」と考え、急いで帰宅する。母親に事情を説明してチューブを買いに行くが全て、友人2人(ジャイアンスネ夫に似ている)に全て買い占められてしまっていた。


これらの事実を知り、途方に暮れているのび吉を何とかしてあげたいと考えたドラえもん達は、物置を整理していた時に見つけた浮き輪をのび吉に贈ることを思いつく。まだビニールが存在していなかった時代ということもあり、のび吉は浮き輪を不思議に思いながらも、空気が沢山入っていることに大喜びして家に入って行く。


その直後、ドラえもん達が空を見上げると彗星が現れていた。これを見たドラえもんは、ハリーの正体がハレー彗星であることに気がつく。ドラえもんはのび太に「この時代の天文学では、ハレー彗星の正体が分かっていなかったから大騒ぎになったんだ」と説明する。


現代に帰還したドラえもん達が庭を掘ってみると、のび吉が子孫の為に残した空気の抜けた浮き輪を発見する。それを見たドラえもんとのび太は「ありがたい御先祖だなぁ」と言いながら苦笑いを浮かべるのだった。


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