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ポップコーンマシーンの歌
出来たての概要はいかが?
ハローキティのフードグッズの中で、一際有名になったこのポップコーンマシン。西暦2000年頃から既に日本全国のサンリオショップやトイザらス、デパートのおもちゃコーナーなどに出回っていたと言われている。製造したのはロボットや自動販売機などの製造を手掛けるココロという企業で、現在はサンリオの子会社。
作り方はお金(220円)を入れてバター風味、うすしお風味、キャラメル風味の3つの味(後にいちごミルク風味とみかん風味、カレー風味が追加)の中から好きな味を選択すると約1分半で完成する。ポンポンパック2からは待っている間に備え付けのレバーをクルクル回すこともでき、それに応じて鍋の中のコーンが跳ねる仕掛けにより、あたかもポップコーンを調理しているように思わせる。
大きいお友達の中にはガチ勢もいるらしく、RTAをする猛者さえいる。
だが
このマシンで1番ネタになっているのは筐体から流れてくるハローキティ自身が歌っている歌である。
問題の歌詞
ハローキティ〜こんにちはぁ〜「デキタテノポップコーンハイカガ?(筐体のバージョンによってタイミングが異なる)」
キティはみんなの人気者〜「デキタテノポップコーンハイカガ?(2回目)」
わんぱく いじわる おこりんぼうも
やさしいキティと 一緒なら〜
つられてやさしくな〜っちゃうんだぁ〜
アウッ↑www
ハローキティ〜(以下ループ)
あの歌の元ネタ
あの歌にはしっかりとした元ネタがある。
曲名:ハローキティ
うた:ハローキティ(CV:林原めぐみ)
これはキティがデビューした70年代に制作されたキャラクターソング「あの子はキティ」のカップリング曲「ハローキティ」のカバー版で、カントリー調の曲想だった原曲から大幅にイメージが変わっており、歌手も元々別人であった。
筐体のバリエーション
ハローキティのポンポンパック
記念すべき初期の機種。概要で述べたハンドルはこの時点では付いていないが、調理中にクマちゃんがポップコーンを電子レンジへと運ぶ仕掛けがある。サイズはそれなりに大きく場所を占有するせいか、後の機種では小型化が推し進められていった。
ハローキティのポンポンパック2
以前の機種よりもサイズや重量がスリム化されたが、加熱時間は以前に比べて若干延びた。筐体はピンクの水玉模様と茶色のレンガ調の2種類が製造されている(ボタンの配置や仕掛けなどは同一)。
アトラクトデモや調理中は筐体内のキティちゃんが首を左右に振りつつ身体を揺らしてダンスを披露。アトラクトデモ中は筐体の一定距離内に人間が近づくとセンサーが反応し、歌と共にダンスを踊る。また、この機種からハンドルが付くようになり、調理中でも子供を退屈させないようになっている。
ハローキティのポンポンパック3
筐体のサイズは以前よりも僅かながら大きくなり、ポンポンパック2から更に加熱時間が延びている(電圧変動対応基板により自動調整)。筐体内のキティちゃんはプロペラ飛行機に乗っていて、アトラクトデモや調理時に円を描くように動き、電飾が明滅する仕掛けにより視覚効果が上がった。
ハローキティのポンポンパック4
現時点では最新の機種で、ポンポンパック2とポンポンパック3の特徴を兼ね備えた機能を持ち、アトラクトデモ時や調理中はコック姿のキティが袋を片手に踊り、カラフルな電飾が点滅する。筐体のサイズや加熱時間はポンポンパック3と同等。
気になるお味は
実際に食べてみた人の感想としては「普通に美味しい」「出来立てが食べられる」と好評価を下す層もある一方で「調子の悪いマシンの個体だとコーンの粒が焼けないのが目立つ」「まぁまぁいけるが値段ほどではない」という否定派も存在する。