概要
ハーピィの忠実な僕であり、鳥獣族中心のハーピィモンスターの中で
も数少ないドラゴン族モンスター。
テキスト
効果モンスター
星7/風属性/ドラゴン族/攻2000/守2500
(1):このカードの攻撃力・守備力は、フィールドの「ハーピィ・レディ」の数×300アップする。
解説
その効果はフィールド上のハーピィの数だけパワーアップすると言うシンプルな効果と、素のステータスの大人しさ故に、余り使われる回数は無かった。
だがこのカードとのコンボを強く意識した『ハーピィ・チャネラー』が登場したことで利用価値が生まれた。チャネラーが登場してしばらくの間は、ランク7エクシーズ素材として活用されることが多かったが、"レベル5以上のハーピィモンスターがフィールド上に存在すること"で確保できるアドバンテージが増加する『ハーピィの羽根休め』などの登場により、運用の幅も広がった。
原作では全てのハーピィのペットである為、ハーピィモンスターに攻撃する事は出来ないデメリットをもっていた。
ゲーム付属カードとして登場し、その後は長らく再録されなかったが、トーナメントパック2009 Vol.4で11年ぶりに再録された。
さらにその4年後、LORD OF THE TACHYON GALAXYでのハーピィ関連カードの登場に合わせて、アドバンスド・トーナメントパック2013 Vol.1で再録された。
海外版もゲーム付属カードとして登場した後は収録の機会がなかったが、Retro Pack 2で7年振りに再録された。
間隔が空いたためか、Retro Pack 2の限定版ブリスターのパッケージの裏側には『ハーピィズペット竜』を手に入れる絶好のチャンス』と英語で記されていた。
原作・アニメ版での活躍
王国偏における舞の最強モンスターである。
優勝決定戦1回戦まで、ハーピィデッキの切り札としてとっておかれたモンスターであり、ハーピィの数だけ攻撃力が上がる。
『銀幕の鏡壁』と『誘惑のシャドウ』とのコンボで相手モンスターを一掃し続けてきた。
しかし一度は『洗脳-ブレインコントロール』で遊戯に奪われて『カタパルト・タートル』のコンボで『銀幕の鏡壁』を破壊する為の弾丸となって消滅して、しかもその攻撃力の半分の数値分だけダメージを与えるハメとなる。
だが『ハーピィ・レディ三姉妹』の登場後、『死者蘇生』で再び生還されて攻撃力2900までパワーアップした。
だが最終的に『カオス・ソルジャー』の一撃で一刀両断されて消滅し、それは敗北のきっかけとなる。
しかし『光の護封剣』で攻撃を封じられた途中で、舞は2枚目の『ハーピィ・レディ』を引き当てた為、もし召喚していたら攻撃力3200となって勝利してた可能性があった。
バトルシティ編では、ハーピィ中心でないデッキを使ってる為に、原作の出番は王国偏だけであったが、アニメオリジナルのデュエルクエスト編でも登場し、ドラゴンしか行動できない場所での『F・G・D』戦相手に活躍した。
そしてドーマ編でも登場し、ペガサス戦で『サウザンド・アイズ・サクリファイス』に吸収されながらも『ハーピィ・レディ―鳳凰の陣―』で破壊され、城之内戦(2回目)では本格的に再登場。
2体の『ハーピィ』を生け贄に捧げて、生け贄召喚され、罠カード『悪夢の三面鏡』による『ハーピィ・レディ』の分身と『オレイカルコスの結界』により攻撃力3400にまで強化される。
『タイムマジック・ハンマー』で『ハーピィ・レディ』達が除外された事で弱体化し、更に『悪魔のサイコロ』で攻撃力を下げられて『魔導ギガサイバー』に戦闘破壊された。