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パリントン・アネッサ

しすこんやんでれすとーかー

パリントン・アネッサとは、ライトノベル『魔王学院の不適合者』に登場する人物であり、第十二章《災淵世界》編における重要人物の一人である。
目次 [非表示]

「姉様がどこかで生まれ変わっていることを信じ、それだけを願い、ひたすらに捜し続けてきたのだ。失った姉様を取り戻したい、その一心で──


──この気持ちは愛であるっ!!!」



「ああ、そうかもしれないな。愚かな私を誰も愛しはしないと諦めかけたこともある」


「だが、それでも私は信じたいのである! この愛はいつか必ず届くのだ、と。私は愛している。愛しているのだ、なによりも! この身を焼き焦がすような想い、胸を引き裂かんばかりの慟哭。誰よりも深く、なによりも深く、この愛の深さはまさしく深淵だっ!!」



「運命の赤い糸がつながっていないのなら、自らつなげばいい。姉様が私を愛してくれぬのなら、何度でも出会いからやり直せばいいっ!」


「いつか必ず、この愛は届くのであるっ!」



「必要ならば、銀水聖海のすべてを滅ぼしてやるのであるっ! ただ一つ、この手に愛が手に入るのならばっ!」


概要編集

傀儡世界ルツェンドフォルト元首。元々は災淵世界イーヴェゼイノの住人だった。


また、イザベラの前世である災禍の淵姫ルナ・アーツェノンの実弟であるため、アノスの叔父に当たる人物である。

初登場編集

第十二章《災淵世界》編 §11.【襲撃者】にて初登場した。


描写編集

その身に宿す渇望は姉への独占欲であり、イザベラと結ばれるために暗躍していた。


ルナが災淵世界から出ないようにするために、一万八千年前に傀儡皇ベズと取引をした結果、ルツェンドフォルト元首となり、《赤糸》にて祖父である幻獣機関所長ドミニク・アーツェノンを操り人形にしてルナを災禍の淵姫とした。


また、イザベラからアノスを引き離すという理由だけで夢想世界フォールフォーラル主神と元首諸共滅ぼした。


そして、偶然を装ってイザベラと接触し、自身と共鳴を起こさせて再び《渇望の災淵》と繋げ、対処方法と称して、《赤糸》にて《記憶石》とイザベラをくくり、前世の記憶を蘇らせることで、彼女と結ばれようとした。


それから、二千年前のルナの両親を殺害し、ルナの根源を《赤糸》で《記憶石》とくくり、記憶を蘇らせようとした。しかし、それはセリス・ヴォルディゴードによって防がれ、その時にパリントンが操っていた遺体は彼の《滅尽十紫電界雷剣(ラヴィア・ネオルド・ガルヴァリィズェン)》にて滅ぼされた。


そして、その後でのアノスとの戦闘では、彼によって各臓器にくくった《赤糸》を斬り滅ぼされ、赤いわら人形に閉じ込められた。また、その際に、一部の記憶を取り戻したイザベラにフラレ、玉砕した。


その後よろず工房の魔女ベラミー・スタンダッドによって、パリントンの根源を材料としたパリントン人形へ作り替えられた。







容姿編集

白いメッシュを入れたおかっぱ頭の青年の姿をしている。


人物編集

その渇望ゆえに、ルナことイザベラを偏愛しており、幾千年も付き纏っていた。


能力編集

《赤糸》を自身と《渇望の災淵》にくくりつけることで、三人のアーツェノンの滅びの獅子の力を扱うことができる。



関連タグ編集

魔王学院の不適合者

アーツェノンの滅びの獅子

ルナ・アーツェノン

イザベラ(魔王学院の不適合者)

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