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ビル・マドロック

びるまどろっく

ビル・マドロックとは、元メジャーリーガーであり、元ロッテ所属のプロ野球選手である。
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概要編集

1951年1月2日、アメリカ・テネシー州メンフィスで生誕。本名はビル・マドロック・ジュニア。


メジャー時代編集

1970年1月のMLB二次ドラフトでワシントン・セネタース(現在のテキサス・レンジャーズ)から5巡目で指名され入団。1973年にメジャーへ昇格し、翌年シカゴ・カブスへ移籍して正三塁手として活躍。1975年には打率.354を記録して、自身初のナショナルリーグ首位打者となる。

1976年にも首位打者を獲得し、シーズン終了後にサンフランシスコ・ジャイアンツに移籍するも打撃が低調だった為、1979年のシーズン途中でピッツバーグ・パイレーツに移籍。パイレーツでは同年のワールドシリーズ制覇に大きく貢献した他、1981年1983年の2度に渡り首位打者を獲得。メジャー史上初の「2球団でいずれも2回(以上)首位打者を獲得した選手」となった。


ロッテ時代編集

1988年、前年に退団したレロン・リーに代わってロッテオリオンズに入団。背番号は5。年俸1億3650万円。球団はマドロックの為川崎球場専用ロッカールームを用意した程期待をかけていた。

しかし年齢もあって衰えていて、かつての首位打者の面影はなく打率はシーズン中盤まで2割5分を前後し、シーズン後半戦には4番打者から6番打者に降格した。

こうした事からリーのような期待をしていたファンからも失望され、川崎球場の外壁には「マドロック立入禁止」なる落書きまで現れた。

伝説のダブルヘッダー「10.19」の第2試合では先制ホームランを打ったものの、打率.263、ホームラン19本、打点61と物足りない成績に終わり一年で退団した。


余談編集

ロッテ時代の応援歌にはサザエさんが使われていた。しかも追いかけるサザエさんで歌われているのではなく、お魚くわえた猫の方で(追いかけているのは当時のロッテ監督だった有藤道世)。


関連項目編集

ロッテオリオンズ 日本プロ野球でプレーした外国人選手一覧 サザエさん

かっとばせ!キヨハラくん -マドロックがモデルの「マロドック」と言う名前の選手が作中に登場した。

ストッパー毒島 -マドロックがモデルの「ビル・ラズロック」と言う名前の選手が作中に登場した。

ガンダム6号機-PS2のゲームジオニックフロントに敵として登場するガンダムで、こいつの俗称はマドロック。活躍は・・・お察しください

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