ビーチシャークパニック
びーちしゃーくぱにっく
夏イベント前編の続き的な話となるが、空を飛び火を噴いて爆発に弱い(残念ながら爆弾はなかったが)という、B級サメ映画に登場するようなサメ型エネミー(登場人物たちにもツッコまれているが)との戦い、という内容になっている。
また、うつつが初めてまともに関与した(正確な初登場は「がっこうぐらし!~おたより~」完結イベントだが)イベントであり、メディアと共に登場している。
メディアも水着姿で登場しているが、後の年度まで続いていたとしたらメディア【水着】が実装されていた事は想像に難くない。
ソーニャが出てくる以上やすなも当たり前のように登場するのだが、4年前の夏イベントで引っ付いたタコも再登場している。
いくらやすなが(ギャグ漫画補正とはいえ)人間離れした耐久力を持っているからといって、タコまでタコ離れした寿命(タコの寿命は食用として知られるマダコでも大体1・2年程で、3年生きるマダコはレア)を持たなくてもいい気もするのだが…
サメとの最終決戦
「きららファンタジア」の夏イベントにおいて、収集クエストの風物詩は「シャードン(シャーク型のエネミー)」である。
特筆すべきは「異常に高いMDFを持つ」という事であり、まほうつかいの高スキルレベルのとっておきでも耐えてしまうほどなのだ。
まほうつかいを入れて楽に周回しようとするプレイヤー泣かせの相手でもあり、夏イベントでは「せんしを鍛える絶好のチャンス」と言われた由縁でもあった(DEFはそれほど高くないため)。
そんな夏のイベントを苦しめた「シャーク型のエネミー」が総決算とばかりにボスとして立ちはだかるイベントであったが、DEFの低さを補うためのATKデバフを使う代償かMDFがかなり低いため、これまでの夏イベントの恨みとばかりにまほうつかいで倒したプレイヤーも多かっただろう(無論せんしで倒すのも可能であった)。
波乱万丈の夏フェスが終わり、ランプが「来年、絶対に続きをやろう」と観客たちに呼びかけるのだが、ランプの呼びかけは叶う事はなかったのだった…
後日談の中で花名が宿題の山に悪戦苦闘した挙句、「わたしは今回がんばってほしかったんだよクレアちゃん!!」と叫ぶのだが、いくら頑張って召喚できたとしても、サービス終了まで後200日を切った今ではもう活躍できる場所はない(今回の夏イベントで配布・召喚の対象となったクリエメイトは後にもう一度活躍する機会はあったが)という事を自虐していたのだろう。
今思うと前編イベントで多くのクリエメイトや「きららファンタジア」オリジナルキャラクターが登場したのも、最後の打ち上げ花火のような物だったのかもしれない…