ひとーつ、ふたーつ、みっつ数えて、ちんとんしゃん。大地よ歌えよ、ちんとんしゃん。(初収録時のフレーバーテキスト)
モモキングの強さの源、それは、デュエマの歴代の英雄たちの魂を受け継いでいることだ!(メイン画像のDM24-BD3「ドリーム英雄譚デッキ モモキングの書」で再録された際のフレーバーテキスト)
カードとしての能力
フェアリー・ギフト |
UC 自然文明 コスト1 |
呪文 |
このターン、次に召喚する自分のクリーチャー1体のコストを最大3少なくしてもよい。ただしコストは0以下にはならない。 |
※殿堂入り
概要
DM-14「転生編 第1弾」にて登場した呪文。
この呪文を唱えた後、次に召喚するクリーチャーのコストを3少なくさせる。この呪文を唱えるには1マナ必要なので、実質クリーチャーの召喚を2コスト軽減する。
手札消費が激しく、マナが貯まった後半になると腐りやすい難点はあるが、大きくテンポアドバンテージを稼げる強力なカード。
登場当時からクラウド・メイフライ(マナゾーンのカードが自然文明のカードのみならコスト4パワー6000のW・ブレイカーになり、相手のパワー5000以下のクリーチャーにブロックされなくなる)の早期召喚のために採用されていたことが多かったが、勝利のリュウセイ・カイザーが登場すると、次元流の豪力(以下ミランダ)やカモン・ピッピーを3ターン目に出させるために使用されることになり、それによって、ミランダやカモンが殿堂入りする原因を作ってしまった。
さらに後にメガ・マナロック・ドラゴンなど、早期に出すと凶悪な性能を発揮するカードが次々と登場。このようなこともあり、2016年9月15日にこのカードが殿堂入りすることになった(なお、相性の良かったミランダは同日にプレミアム殿堂になったが、現在は殿堂解除されている。また、相性の良かったカモンも現在は殿堂解除している)。
殿堂入りした後も、例えば【黒緑アビスロイヤル】ではデッキに多く入るコスト5以上のクリーチャーを早出しする便利さからよく採用されているなど、相性の良いデッキで採用されることが多くなっている。
デュエル・マスターズ_プレイス
デュエル・マスターズ_プレイスではDMPP-07「超神星爆誕 -GATE OF DISASTER-」で実装されているが、TCG版では殿堂入りのカードだったので、以下の性能に調整されている。
フェアリー・ギフト |
R 自然文明 コスト3 |
呪文 |
このターン、次に召喚する自分のクリーチャーの召喚コストを5少なくする。ただし1より少なくならず、かつそのクリーチャーの持つ文明の数より少なくならない。 |
レアリティはR(レア)に上昇したが、コストが3に上昇してしまった。しかし、召喚コストの軽減が5に上昇したため、召喚コストを-2するという性質は変化していない。
コストが上昇したことにより、コスト4以下のクリーチャーの早出しが不可能になってしまった。この点は前述のクラウド・メイフライなどを使う場合に影響するのだろう。
また、勝利のリュウセイ・カイザーのコストが7に変化したこともあり、TCG版での【ギフトミランダ】の再現が不可能になってしまった。
しかし、コスト6以上のクリーチャーを扱う場合の強力さは変化していないので、早出し戦術を行いたい場合は相変わらず選択肢に入りやすい。
また、他のカードを使うことで、TCG版以上の実力が発揮できることもある。例えばDの花道 ズンドコ晴れ舞台のDスイッチで蒼狼の始祖アマテラスをコスト踏み倒しして、その能力でこの呪文を唱えると、次に召喚するコスト11以下のクリーチャーをコスト軽減して出すことができるというコンボが出来る。
登場当時から幻想妖精カチュアや邪霊神官バーロウ経由での悪魔神ドルバロムなどの早出しに使われることが多く、その後も真実の神羅 プレミアム・キリコ・ムーン(羅月側の羅月キリコの能力でこの呪文を山札からコスト踏み倒しで唱えることが出来るため、3コストでプレミアム・キリコ・ムーンにルナティック進化することが出来る)との相性の良さから【キリコムーン】の重要パーツとしても使われるなど、様々な活躍をしている。
関連タグ
- 次元流の豪力、カモン・ピッピー:この呪文との相性が良すぎた結果、一時期殿堂入りになっていたことがあった。現在は両方共に殿堂解除されている。
- スクランブル・チェンジ、龍覇の天啓:このカードの調整版になっている、代表的なカード達。前者はコスト3に上昇し、火のドラゴンに限定されている(その代わり軽減コストが5に変更されている)。後者はコスト軽減の対象がドラグナー限定に変更されている。なお、前者は、このカードが殿堂入りした直後に登場したこともあって、悪い意味で話題を呼び、混乱を招いた。