曖昧さ回避
1.のフケイ
『山海経』の西山経に記載されている鹿台山に棲むという人面鳥。中国語ではフーシー(Fuxi)、上古中国語ではバゲー(Bage, baɡeː, baɡeːʔ)と呼ぶ。
姿は雄鶏に似ていて、「鳧徯(フーシー)」という名前の由来は鳴き声がこのように聞こえることによる。
戦乱が起こる前兆として、この鳥が現れるといわれている。
創作での扱い
人面鳥として知られており、父兄や婦警と同音異語のためネタにされることもある。
- 水木しげる作品
「中国妖怪辞典」において、つがいで飛ぶ洪水の前兆である比翼の鳥「蠻蠻(バンバン)」とともに掲載され解説されている。
- 女神転生シリーズ
初出は『真・女神転生』で種族は”凶鳥”。冠を被った古代中国の男の顔を持った人面鳥で、戦乱の前兆として現れるという伝承を反映して、ICBMによる大破壊直前の東京に跋扈する。
なお頭部すげ替えである”幽鬼”オシチは江戸の大火を引き起こした女の亡霊で、同じく火の海に包まれる東京の運命を示唆したものになっている。
戦術予報士のふけいさん。
他鳥の空似である。
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2.のフケイ
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