曖昧さ回避
女神転生シリーズの凶鳥
神話・伝承で戦乱や災害などの凶事が起きるときに現れる鳥の魔物や、人を襲って食うなど害を成す怪鳥などが所属する。
全体的に物理攻撃には高い耐性を持つが、鳥の性ゆえか銃撃には弱い。
合体でしか仲魔にできないDARK悪魔ゆえに能力が偏っているが、使いどころによっては役に立つものもいる。
シミュレーションRPGである『魔神転生2』では龍系に強く、獣系の攻撃に弱い。
凶鳥一覧
pixivではほとんどモー・ショボーの専用タグになっている。
中国の伝承の人面鳥。この鳥が現れると戦乱が起こるといわれ、『真・女神転生』では出現後、東京にICBMが落とされた。なお平昌オリンピックの人面鳥は他鳥の空似である。
チリのマプチェ族の伝承に登場する耳で空を飛ぶ人頭の魔物。旧作では種族”悪霊”だった。
中国や日本の古文書に掲載される怪鳥。死体から生じた気が化けたものだといわれるが、本作ではタマネギ頭で体が丸鶏という解釈がなされた。
『太平記』の「広有射怪鳥事」に登場する「いつまでもゝ」と鳴く怪鳥から、鳥山石燕が考案した妖怪。派手な毛を持つ髑髏頭の青い鳥という解釈で登場した。
中国の伝承にある、現れると怪火が起こるといわれる一本足の鶴のような怪鳥。
ローマ神話の復讐の女神。ギリシャ神話のエリーニュスと同一視されている。
- モー・ショボー
モンゴルに住むブリヤート人に伝わる、少女に化け旅人の脳を啜る悪しき鳥。参照元の文献では数行程度のマイナーな伝承であったが、『デビルサマナー』での金子一馬氏の愛らしいデザインと少女口調のマッチングが素晴らしく、その後も活躍の機会を与えられ一躍人気悪魔となった。
中国の伝承にある、羽毛を含めた全身に猛毒を持つという怪鳥。毒攻撃のスキルを持ち、漢方薬に使用するタツノオトシゴのようなカラフルな鳥という解釈で登場した。
ヘラクレスの12の功業の6番目で退治された身体が青銅で出来た怪鳥。機械仕掛けのモノアイの青銅色の鳥という解釈で登場した。
マヤ神話のコウモリの家の主。相性が銃反射のため調子に乗って攻撃すると手痛い反撃をくらう。
スリランカに伝わる、宗教的に対立するヒンドゥー教のガルーダを悪鬼とした怪鳥。初期は翼の生えた邪悪な僧形だったが、『ソウルハッカーズ』より骨をモチーフにしたデザインに変わった。
メソポタミア神話の獅子の頭と鷲の体を持つ聖獣であったが、最高神の命令と同様の力がある「天命の書版」を奪い世界を危機に陥れた。
中国神話の太陽の化身で「火烏」と書く。あるとき十羽が一度に天に現れて世界が滅びそうになったが、弓の名手「羿」に一羽を残して撃ち落とされた。金子氏によると背中の炉は核融合炉である。
北欧神話の鷲の姿をした巨人で、世界の果てもしくはユグドラシルの頂に住むという。ラグナロクの際には死者を嘴で引き裂くといわれる。初期作では白い鷲の姿だったが、『ソウルハッカーズ』では翼の中が死者の国になっており、死霊の顔が浮かぶ恐ろしい姿である。
偽典・女神転生の凶鳥
- チョンチョン
上記参照。
ロシアに伝わる吸血鬼。魔術師を目指したが挫折した者が怨霊となり復活した存在。
上記参照。
運命の三女神(モイライ)である三姉妹…のはずがどういうわけか偽典では凶鳥に属しハーピーに似た姿と化してる。
- モルト
詳細不明。モルトと呼ばれる鳥がどの神話に存在するのかどうかも不明。モルトの神族である夜叉神族が属するインド神話にはマルト神群という似たような名前の神々がいるが、それがモルトの正体かどうかは定かではない。
- グルル・ヤクシャ
グルルの別名。
関連タグ
凶鳥モー・ショボー 凶鳥オンモラキ 凶鳥イツマデ 凶鳥グルル 凶鳥カウ