概要
初登場は『ドラゴンクエストⅦ』。大きな翼を生やした鳥のような姿をした赤い悪魔。
通常攻撃のほかに、全体物理攻撃の「ムーンサルト」や「メラミ」といった呪文を使用してくる。
ダーマ神殿地下の決闘場の反乱で、スライムナイトに襲われている囚人風の男に話しかけると、なぜかスライムナイトではなくこのフライングデビルと戦うことになる。スライムナイトに話しかけても普通にスライムナイトと戦うだけなのに……。
本来このモンスターが出現するのはストーリーの後半からであるため、名前通り“フライング”してしまっている(当然ながら、この時点ではダーマ神殿のボスであるアントリアと同等か上回る程に場違いなステータスを誇っている)。
一応、普通に進めていたレベルでも呪文や特技を駆使して勝つ事も可能であるが、それでも下手をすれば全滅する危険性が高い。
ニンテンドー3DSなどのリメイク版ではさすがに修正された。
モンスター職の1つとしても登場しており、フライングデビル心を使うか、はなカワセミ、キメラ、エビルタートルを極めることで転職できるようになる。
さらにそこから、おどる宝石を極めることでヘルバトラーに、ローズバトラーを極めることでにじくじゃくに転職できる。
余談だが呪文を唱えるモーションは、かめはめ波のポーズそっくりである。
フライングデビル系のモンスター
- ランガー
フライングデビルの上位種である青い悪魔。「ムーンサルト」による全体攻撃のほかにも、「マホカンタ」や「フバーハ」といった補助系の呪文を使ってくることもある。
ステータスと行動パターンをそのままに、リメイク版の「ドラゴンクエストⅣ」にも登場。
「マホカンタ」はともかく、「フバーハ」はこっちが「ドラゴラム」でも使わない限り無駄な行動ではないかと……。