「人間の反応速度を超える要求をしてくるとは…!まったく、神経がすり減らされる…っ!」
スペック
形式番号 | NAX14P |
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分類 | AMAIM |
武装 |
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概要
北米同盟軍が、鹵獲したアメインゴーストの自立思考型AI(I-Les)「プロトタイプ・ゼロ」を搭載したブラッド・ワット専用AMAIM。
ブレイディフォックスと比べるとブレイディファントム同様の形状だった肩部と背部のスラスターが鋭利な装甲に覆われたものに一新されており、胸部装甲もインテークの開口された専用の形状になっている。
対大ユーラシア連邦用に急ピッチで調整され実践投入されており、脚部をはじめとしていまだ未完成な部分も多いが、ブラッドの操縦技術とゴーストの学習能力の早さで泥濘地というユーラシア軍に有利な環境下でさえゼリーゼジアマンを撃破寸前まで追い詰める程の高いポテンシャルを秘めている。
ゴーストの方もパイロットに要求する操縦技能こそ常識外れに高いものだが、友軍機の退路を提案するなど敵味方の区別は付いているようで、以前のようにAMAIMや人間を無差別に襲う暴走の兆候は今のところ見られない。
ゼリーゼジアマンの頭部と両腕を破壊されたものの脚部の動作不良のおかげで撃墜されず命拾いしたアレクセイ・ゼレノイは「あれが大量配備されたら北米同盟一強になる」とかなりの脅威として認識していた。
24話で完成型が満を持して北陸戦線で実戦投入。
頭部のフードが専用のブレイディハウンドから使われ続けていた透明材質のものから装甲板に変更され、センサーボールはブレイディフォックス同様のモノアイから「王」を横倒しにしたような独特のライン状に、両腕にはかつてのゴーストを思わせるクローが追加装備されている。
新日本協力機構の一翼としてケンブ斬が率いていたバンイップ・ブーメランの中隊を一掃、一騎打ちに持ち込みアモウに無人機なのかと疑われる程の機動性でケンブ斬を翻弄する。
ただし内装は安全装置の類を極限まで削りその分を出力のリソースに割いているようで、ブラッドはリスクを承知のうえで強烈なGに体を揺さぶられいたる所から血を流しながらもケンブ斬に何度も何度も飛び掛かっていった。
25話では戦闘の最中にガイが一度システムダウンを起こすトラブルに見舞われ撃破寸前まで追い詰めたもののケイとナユタのサポートによりすんでのところで再起動したためトドメの一撃は受け止められてしまった。
向こうは機体が限界、こちらはパイロットが限界という互いにギリギリの状況での一進一退が続いたが、最終的には「バルディッシュブレイカー」を右ストレートで受け止めるも押し負けて大破、ブラッドはゴーストと運命を共にするつもりでいたが、ゴーストは爆散間際に脱出装置を作動させたようで、ブラッドは重傷を負ったものの一命は取り留めた。
商品
完成型でのリリースとなるが、他の北米同盟製AMAIMと共通の規格を用いたリデコ品なので、先に発売されたブレイディフォックスとのミキシングで未完成型も再現できる。