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ゼリーゼジアマン

ぜりーぜじあまん

ゼリーゼジアマンとは、アニメ『境界戦機』に登場する機動兵器「AMAIM」のひとつである。
目次 [非表示]

「有人機だから動きを封じるだけでいいと思ったか。そんな情けをかけられて追うことはできんよ、恥の上塗りだ…!」


スペック

形式番号FGEA08
武装
パイロットアレクセイ・ゼレノイキリル・ジルコフダリア・リヴォフ

概要

大ユーラシア連邦が保有・運用するソボーテジアマンの上位機種にして指揮官仕様。名前はキリル文字で「Железо Демон(ラテン転記:Zhelezo Demon)」、「悪魔」を意味する言葉。

体形はソボーテジアマンに比べて幾分か人型に近い形に再設計され、突き出た胸部からぶら下がっていた円柱状のカメラユニットは大型化したうえで上下が180度反転し、頭部の存在する位置から生えるような配置に見直された。

指揮官の搭乗を想定しているためコクピットも有している。

携行武装についてはソボーテジアマンと同様のものを扱うが、増設武装の背部大口径キャノン砲は頭部センサーユニットの位置関係から恐らく装備不能。

また、活動環境によっては防塵用のアームカバーとレッグカバー、地上滑走用のスキー板状のパーツ「スレッド」などのオプションを装備する。


劇中での活躍

10話で初登場し、東北を管轄している大ユーラシア連邦の指揮官アレクセイ・ゼレノイが搭乗した。

レジスタンス組織「アラハバキ」の東東北への撤退を支援するために派遣された「八咫烏」のオリジナルAMAIMの鹵獲を目論んだアレクセイが乗り込み指揮官自ら前線に立った。

ソボーテジアマンの統制を利用し一網打尽にした八咫烏のAMAIM3機の前に立ち塞がる。

レイキに機関砲の銃身を切断されケンブには機関砲の防盾を切り刻まれこそすれど、ジョウガンの狙撃すら咄嗟にナタで跳弾させるなどそれ以外の攻撃は驚異的な操縦技術で弾き続け、攻撃による本体の直接的な損傷は受け付けなかった。

しかしその戦闘の最中に左脚部関節に異常が生じ、指揮官機の無力化を達成した八咫烏はトドメを刺さずに撤退していった。


16話ではアレクセイ機が北米同盟との境界線に増援として参戦、アームカバーとレッグカバーを取り払いスレッドを装備した泥濘地仕様で出撃した。

グレゴリー・カートランド率いるブレイディフォックス隊相手に軽量な機体と地の利を生かし優位に立ち回っていたが、向こうの増援であるブラッド・ワット大尉のブレイディファントムとの一騎打ちではほぼ一方的に蹂躙、両腕と頭部を破壊され撃破寸前まで追い込まれたものの、向こうも未調整だった脚部にガタが来たため撤退、命拾いする結果となった。


18話では私財を投じて大ユーラシア連邦の領土の一部を買い取り日本人の保護区として運営している親日家の軍人キリル・ジルコフが搭乗。

北米同盟軍の保護区への侵攻に際して八咫烏との癒着を悟られないよう威嚇射撃をし、三つ巴の戦いを「演じて」いた。

ザック・テイラーが個人的に増援として投入したゴーストの複製OSがインストールされたブレイディフォックス6機が襲い掛かってきた際にはここで両方とも全滅するのは不本意とし自らを見捨てて撤退するよう進言したが、八咫烏はオリジナルのゴーストに劣る学習能力と機体性能からじきに対応して撃破に成功したため難を逃れた。


22話では「新日本協力機構」の使節として会談に向かうもロイ・ウォーカー議員狙撃の疑いをかけられ脱走したアモウとアレクセイの迎え兼護衛の一機としてダリア機が出撃。

ブレイディフォックスの砲撃を右脚と左肩に受け小破し、庇う為に前に出た馬﨑エイジのジョーハウンドが爆散する様を目の前で見届けた。

その後はMAILeS達の活躍もあって敵軍は戦力を削られ撤退、なんとか新日本協力機構の本拠地に帰還することはできた。


『境界戦機 フロストフラワー』に登場するバリエーション機

ゼリーゼジアマン“アクチャーブリュ”

月刊ホビージャパン掲載の外伝作品『境界戦機 フロストフラワー』に登場。識別名「Октябрь(Oktyabr)」の意味は十月

北海道に展開している大ユーラシア連邦の指揮官、ユーリ・グルースナ少佐のカスタム機で、「ファルベルジェの卵」と呼ばれる6つの次世代型自立思考型AIの内の一つ「グニェーフ(怒り)」の実験機でもある。

頭部がウシャンカのような独特の形状をしており、グレーの原型機と異なり青に塗装されている。

また、北海道で運用されるAMAIMの多くが持つスキー板状の湿地帯移動用オプション「スレッド」は本機も装備可能。


ゼリーゼジアマン“アプリエル”

『境界戦機 フロストフラワー』に登場。識別名「Апрель(Aprel)」の意味は四月

網走監獄に現れたユーリの部下、チャイカ准尉のカスタム機。

“アクチャーブリュ”と同様に「ファルベルジェの卵」の一つ「ジャーロスチ(憐み)」の実験機。ただしそのAIは機体ではなくチャイカ准尉の脳内に埋め込まれている

頭部はサイクリングヘルメットのような形状で頭頂部にブレードアンテナを備えており、カラーリングは赤。

ナタの他にチェーンソーを近接武装に持つ。


関連タグ

境界戦機 AMAIM ソボーテジアマン ルイツァリジアマン アレクセイ・ゼレノイ

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