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ブンボー

ぶんぼー

『美少女戦士セーラームーン』旧アニメ版無印に登場する妖魔。最強妖魔七人衆の1人。
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アニメ『美少女戦士セーラームーン』第27話に登場する妖魔

最強妖魔七人衆の1人で、浦和良の前世の姿。


CV:太田真一郎


概要編集

セーラー戦士(内部太陽系戦士)の前世よりの宿敵であるダークキングダムが使役する妖魔。数多き妖魔たちの中でも切り込み隊長的な性格を持つ七人の妖魔「最強妖魔七人衆」のひとりである。


その名の通り文房具がモチーフの妖魔で、分度器定規をデザインした薄緑色の体にディバイダとコンパスになった両腕を持つ姿をしており、戦闘時には巨大三角定規型の手裏剣や両手のディバイダとコンパスを分離して攻撃の武器として使用し相手を襲撃する。

ブンボー


また素の戦闘能力も高いようで、彼がまだ人間だった頃に観た予知夢(可能性の未来の1つ)では水野亜美ことセーラーマーキュリーを殺害している。


現代では虹水晶の力でうさぎたちと同じ十番中学校に転校してきた中学生である浦和良の魂の中に封印されていたが、ゾイサイトに黄色の虹水晶を抜き取られて復活を遂げてしまう。


ゾイサイトにより虹水晶を抜かれた直後は、亜美(セーラーマーキュリー)からかけられた「未来というものは自分の手で作るものよ! 諦めたらその通りにしかならないわ。自分を信じてさえいればどんな運命だって、きっと切り開けるはずよ!」「現にあなたは怪我をする運命だった女の子(=亜美自身)を助けたじゃない」という言葉に勇気づけられた事も手伝ってか、まだ浦和としての意識が残っていた為、マーキュリーをかばい、ゾイサイトを攻撃した。


しかし、ブンボーの裏切りに本気を出したゾイサイトの手により、彼の持つ“黒水晶”でその意識すらも取り除かれてしまう。

結果、妖魔本来の闘争本能のみで暴れ狂う凶暴な性格へと変貌させられ体もTOP画像のような姿に巨大化。『ムーン・ヒーリング・エスカレーション』を受けても浄化されない程に邪悪なエナジーが増大してしまうが、最後は遅れて参戦したマーズジュピターのアシストを受けてムーンの放った『ムーン・ティアラ・アクション(ムーン・ティアラ・ブーメラン)』を頭に嵌めることで力を弱めた上で再度『ムーン・ヒーリング・エスカレーション』を施す事で浄化に成功し、最終的には(浦和自身が望んでいた通り)大した被害を出すことも無く人間の姿へと戻る事が出来た。


余談編集

実は『美少女戦士セーラームーン』旧アニメ版シリーズ中、唯一、セーラー戦士の敵組織にして自らが本来属する組織(この場合はダークキングダム)に対して、明確な意図をもって反旗を翻し、幹部を攻撃したという、なかなかに稀有な妖魔である。


しかも亜美(マーキュリー)を心より大事に思うがゆえに反旗を翻した相手がゾイサイトだったというのが、シリーズのファンからしてみれば非常に因果に見える部分であり、原作ファンからは批判も受けやすいが、その代わりに双方を知るファンの一部からは「前世(運命)への叛逆」という意味で盛り上がりを感じやすい部分でもある。このあたりは「セーラームーン」の前日譚である『コードネームはセーラーV』に登場する怪盗Aの在り方を彷彿とさせるものであり、その意味ではセーラーV要素の再現と取れる描写とも言える。

(怪盗Aの登場は作品発表順で言えば浦和&ブンボーよりも後だが)

ゾイ亜美良亜美怪盗Aも参照。


ちなみに浦和良が見たマーキュリーがブンボーと化した自身に敗れる「予知夢」であるが、実はシルバー・ミレニアム滅亡時の過去視(あるいは過去の記憶)ではなかろうか、という説もあったりする。


関連タグ編集

美少女戦士セーラームーン

セーラームーンの敵キャラ ダークキングダム 妖魔(セーラームーン)

最強妖魔七人衆 浦和良

善玉怪人


ブンボー軍団:名前とモチーフが一致する敵キャラつながり。但しあちらは文房具そのもの(おまけにサイズが大きい)。

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