概要
1999年から2018年まで3代に渡って生産販売されたミニバン。
車名の由来は、英語で「至上」、「至高、」「最高位」などを表す「supremacy」からとった造語である。
ファミリアをベースとして開発された初代はヒンジドアで5ナンバーサイズ車であったが、2代目以降はスライドドアの3ナンバーサイズ車となった。
ミニバンとしては車高が低いため、車高制限のある駐車場や高架下などでは融通が利く機会が多かったとされる。
変速機はいずれもAT設定で、FF又はそれをベースにした4WDであった。
3代のモデルは、ドア以外の外装デザインでは特にリアライトの形と高さの位置がそれぞれ異なっている。
また初代には2列シートで定員5名までのトールワゴン仕様も存在した。
初代は「イクシオン」として当時資本提携関係にあった米国フォード・モーターに、3代目はラフェスタハイウェイスターとして日産自動車にOEM供給されている。
2代目に関しては、台湾のフォードの合弁契約メーカーがこのプレマシーをベースとしたミニバン
「フォード・i-MAX」を生産販売していた。
2018年3月をもって生産販売を終了。
マツダは他のミニバンの後継車も出さなかったので、日本国内のミニバン市場から完全に撤退した。
歴代モデル
初代 CP8W/CPEW型 (1999年-2005年)
2代目 CREW/CR3W型 (2005年-2010年)
3代目 CWEFW/CWFFW/CWEAW型 (2010年-2018年)