プロトタイプΖΖガンダム
ぷろとたいぷだぶるぜーたがんだむ
型式番号MSΖ-009。
エゥーゴとアナハイム・エレクトロニクス社による共同開発計画「Ζ計画」の一環として開発された機体。後続機であるΖΖガンダムの前身と言える機体であり、Ζガンダムの設計思想を進めた合体・変形機構を有する。
本機はコア・ファイターをシステムに組み込んでおらず、Gフォートレスが上下に分離しGトップ0型、Gベース0型の2機の戦闘機となる。試験機であるため、武装はバックパックに装備されたビームキャノン2門のみである。
2機が製造され、うち1機は後述のB型へと換装された。
テストパイロットのイブンが搭乗してのテスト飛行の際に開発スタッフの一人レシル博士が懸念していたジェネレーターの問題によって制御不能になって暴走するがイブンの兄である整備士のアーリーがコアファイターでイブンを救出し、その後機体は爆発した。この事件が切っ掛けでレシル博士はパイロットの安全を考慮してZZにコア・ブロック・システムを組み込む事を思いついた。だがこの事でZZの開発が大幅に遅れ、グリプス戦役に投入される事は無く、その後の第1次ネオ・ジオン抗争にて完成したのであった。
プロトタイプΖΖガンダム(ナイトロ搭載型)
型式番号MSΖ-009BX。
ナイトロシステムを搭載した改修型。
UC0096年1月にロック・ホーカー大佐によって新生した特殊介入部隊『フレスベルグ』の隊長機として確認されている。
パイロットは同隊のリーダーであるゼナイド・ギャル中尉。
ヘッジホッグ
漫画「機動戦士ガンダム ヴァルプルギス」に登場する予定のMS。
型式番号MSΖ-009H2。
プロトタイプΖΖガンダムのバリエーション機体。火力と推進力が強化され全身に様々な武器が備えられた。
全身に10基のビーム発生器があり、その背部への重火力ぶりから"ヘッジホッグ"(ハリネズミ)と名付けられている。
詳細ヘッジホッグを参照。
ファーヴニル
漫画「機動戦士ガンダム ヴァルプルギス」に登場。
型式番号MSΖ-009H3。
月面のグラナダ基地にエゥーゴによって配備されていたヘッジホッグの改良機。
レイモン・メキネスの反乱に応じた強化人間のアリーゼ・マテバが搭乗する。
詳細ファーヴニルを参照。
メガゼータ
漫画『機動戦士VS伝説巨神 逆襲のギガンティス』に登場。
型式番号MSΖ-009M。
木星のジオン残党軍が運用を企てている大型モビルスーツ伝説巨神の調査の為にアムロ・レイが木星圏へ持ち込んだ機体。
詳細メガゼータを参照。
プロトタイプΖΖガンダム
漫画『機動戦士ガンダムΖΖ 悪夢の戦場』に登場。
型式番号MSZ-009BX。
公式のプロトΖΖB型から分離機構を取り除いたスペースを使い、
ニュータイプの機体にフィードバックするためのデータ収集を行っていた。
飛行形態では股間部を機首としサイドアーマーを翼とするなど可変機構は原型機から変更されている。
作中では「テスト中だから持ってきていない」との発言があるがライフルも用意されていたようである。
0088年初頭の月の裏側の試験演習場で頭部ハイメガキャノンの試験中プロトタイプサイコガンダム大型化試作機と交戦。
ロケットアームにより両腕を失い破損した回路を迂回させて行動不能に陥りながら発射した
フルパワーのハイメガキャノンによりオーバーヒートで頭部を全損したものの撃破している。