概要
ヴァルハラにおいて、一日の戦いを終えたエインヘリャル(ワルキューレに連れてこられた英雄たちの魂)の夕餉として、永遠の牡丹肉を生み出す大猪・セーフリームニルとともに、彼らが飲む蜜酒を泌乳し続けるという牝山羊。
エッダの『散文のエッダ』第39章および、『詩のエッダ』の『グリームニルの言葉』第25節に紹介されており、レーラズ(ユグドラシル)の木の葉を食べることで体内に蜜酒を造り出しているとされる。
また『ヒュンドラの歌』においては、女巨人ヒュンドラが女神フレイヤのことを「牡山羊の間を飛び回るヘイズルーン」と揶揄しており、このときの意味は淫らな獣である普通の山羊という意味であるとされる。
創作の扱い
『ばるはらばるきりーず』において娘化して登場。
関連タグ
ヘイズル:別表記