概要
初登場は『ドラゴンクエストⅥ』。数百年生きている樹木に宿ったと言われている精霊。切り株を逆さまにしたような帽子をかぶっており、寝るときは外して枕にしてするらしい。
普段は大人しいが怒ると手が付けられないらしく、森を荒らす者には容赦しない。『ドラゴンクエストⅥ』では「ヒャド」や「ホイミ」といった呪文を使ってくるが、すぐにMP切れを起こしてしまう。しかし『ドラゴンクエストⅩ』では「ベホイミ」「ヒャダルコ」「マヒャデドス」を使うようになり、MP不足も解消された模様。
ヘルボックル系のモンスター
- きりかぶこぞう
強い魔力を蓄えた魔樹の切り株をかぶっているが、実は切り株をアタマにかぶっているのではなく、切り株から身体が生えて今の姿になったらしい。
『ドラゴンクエストⅥ』では序盤でしか登場しないためか「ルカニ」しか使用しなかったが、『ドラゴンクエストⅩ』では「マヒャド」や「ふしぎなおどり」も使うようになった。
- ヒイラギどうし
『ドラゴンクエストⅩ』(Ver.2.1)に登場。百年を経た柊に邪悪な霊魂が宿り生まれた妖精。元が柊だけに性格もひどく刺々しい。「マヒャド」「マヒャデドス」「ドルマドン」「ザラキーマ」といった強力な呪文を使い、「ふしぎなおどり」を踊ったり「ザオラル」で仲間を復活させてくる。
- パンプキッズ
『ドラゴンクエストⅩ』(Ver.2.1)に登場。頭にハロウィンでよく使われるカボチャをかぶっており、キノコ型の杖を持ったヘルボックルの派生種。「ドルマドン」や「ザラキーマ」といった呪文を使ったり、「ふしぎなおどり」や「メダパニダンス」といった踊り系の特技を使ってくる。元々は恥ずかしくて人前でダンスが踊れなかったが、ある日カボチャで顔を隠せばハジけられる自分に気付いたらしい。
- ダークシルフ
『ドラゴンクエストⅩ』(Ver.3.2)に登場。闇と死の呪文を使いこなすおそるべき暗黒の妖精。一見かわいらしい見た目でターゲットを油断させて、強力な呪文でトドメを刺す。すごウデの殺し屋で、その冷酷な戦い方は魔物界でも一目置かれている。通常攻撃のほかに「ドルモーア」や「ザラキーマ」を使ってくるが、怒り状態だと「ドルマドン」まで使ってくる。
- パンプキング
『ドラゴンクエストモンスターズ スーパーライト』に登場。見た目はパンプキッズに王様みたいな衣装を着せたような外見をしている。お菓子が大好きなハロウィンの王様で、シーズンがやってくるとかぼちゃの魔法で愉快なハロウィンパーティーを開催する。
「ハロウィンドラキー」と「ハロウィンゴースト」と「ハロウィンマミー」の3匹の素材を使用することで「ハッピーハロウィン」に転生する。
- ローズプリンセス
『ドラゴンクエストⅩ』(Ver.3.3後期)で追加。「第2回転生モンスター イラストコンテスト」で堀井雄二賞を受賞したきりかぶこぞうの転生モンスター。
薔薇を被り、桃色の衣装を着た金髪の王女様の姿をしており、左手には薔薇の形をしたステッキを持っている。どこかにあるという花の国からやってきた精霊の姫で、世界中を花で満たすために故郷の宝物を持ちだしてきたらしい。
「ピンクタイフーン」で周囲を魅了状態にしてくる他に、通常攻撃を受けると薔薇に変えられてしばらく行動できなくなることがある。倒すと「花霊王女ハンター」の称号が得られる。
- 樹縛の悪鬼
『ドラゴンクエストⅩ』の配信クエスト「失われた時を探して」の第1話「辺境の考古学者」に登場するボスモンスター。ヘルボックルを青くした外見をしている。偽りの青き樹縛の塔にいたきりかぶ魔人で、5千年前暴走したリンジャーラの命によって、他の魔人と共に海洋都市リンジャハル襲撃し滅ぼした。
他のボスと違って、3人組のチームワークで戦い、「ドルマドン」や「マヒャデドス」といった強力な呪文を使うほかに、HPが少なくなるとと「メガザルダンス」を踊ってほかの2人を全回復させてくる。3人とも固い友情で結ばれてるのだが、食い意地だけは歯止めが利かず100年に一度はオヤツを巡って大喧嘩するらしい。
第6話の「時を紡ぐ声」でも魔人リンジャーラに最初に召喚されるモンスターとして単体で再登場する。