ヘル(ラストオリジン)
へる
「うぅ……ちょ、ちょっと恥ずかしいので、仮面をつけてもいいですか?あ………ありがとうございます」
韓国発のターン制SRPG『ラストオリジン』に登場するバイオロイド。
ブラックリバー社がバイオロイドを超能力者に改造した部隊「バミューダチーム」のメンバー。ヘルのナノマシンは鉄虫の機械に寄生する能力のように、機能停止したAGSの残骸をかき集め再構築し、行く手を阻む者を排除する。また残骸で分厚い防護壁を作り、味方を保護する鎧としても活用出来るという。
名前の由来だが、英語の地獄(Hell)の意味ではなく、北欧神話に登場する、冥界を支配している女神・ヘル(Hel)から。(有志達が訳した当初はギリシャ神話に登場する女神・ヘラだと思われていた)
実装は2023年6月14日だが、ストーリーに登場するのはメインストーリー第11章から。マーリンが持ち込んだデータの中にバミューダチームの秘密研究所を発見、ヘルが脱出して生存しているのを知りアンガー・オブ・ホードが救助に向かい、仲間に加わる。
機能停止したAGSをナノマシンにより再び活動させられるという、非常に変わった超能力を持つ。
2024年現在、イラスト等の検索はハングル表記の「헬라」の方がヒットする。
くせっ毛気味の黒いセミロングヘアに紫の瞳が特徴。健全版では白いレオタード状のインナーを着用しているが、FANZA版『ラストオリジンR』では前張りのみである。
ヘルの姿を見たマーリンが「負けた!新入りに露出度で負けた!?」と嘆いていた。これは後述の常識を注入される前に人類が滅亡してしまったため。
また、戦う時はマスクを装着する。(後述)
普段のヘルは何事にも臆病な性格で、一般知識や常識を注入される前に人類が滅亡してしまった為他のバイオロイドとの会話もまともに出来ない状態。
司令官(主人公)に「地を這うどころか地面に穴をあけて掘り進むくらい低いようだ」と思わせるくらい、自尊心が低い。しかし実はこの性格は機械をナノマシンで動かすという危険な能力を制御するためで、戦闘の際マスクを付けて戦闘に臨むと性格が一変する。オドオドしたですます調の口調から一変し、高圧的な態度からは残酷な破壊の女神ヘルの名を付けられた理由が垣間見えるはず。