「ぼーくーのーなーまーえーはー ヘンリーー」
「やっとみんなと戦える…!」
プロフィール
概要
魔法騎士団「黒の暴牛」の団員のひとり。黒の暴牛アジトの元々の主であり、たびたび団員の中で噂になっていた幽霊の正体。
「白夜の魔眼」の襲撃を受けて窮地に陥った仲間を救うために姿を現す。
人物
ボサボサの長髪と長音の多いのんびりとした喋りが特徴。性格も同様で、常にマイペースに行動する。
近くにいるだけで他者から魔力を吸収してしまう奇病(呪い)に冒されており、屋敷の中でしか生きられない。
生まれつき身体が弱く、他人から魔力を貰わないと生きていけない上に、面倒を見ていた両親も行方不明となり、死を待つだけだったところにアジトを探していたヤミ・スケヒロと出会う。「屋敷は自分の死後ならば好きにしていい」と快諾したのだが、それをヤミの方が「事故物件は嫌だ」と強引に断ると共に、団員たちの魔力を分け与える事で彼を生かす事を提案する。
そのため、ヤミ以外の団員は存在を知らなかったのだが、魔力を持たないアスタだけは彼の体質の影響を受けない事から「話し相手になってくれ」とヤミに頼まれている。
前述の経歴から自分は一度死んだと考えており、間接的にではあるが命を救ってくれた団員たちのためなら自分の命を犠牲にすることも厭わない。
そのため、ゴーシュに転生したエルフ・ドロワとの戦いでは捨て身の特攻を行ったが、それを止めたアスタ達の言葉に心を動かされてからは皆と共に生きたいと思うようになっている。
魔法
アジトを自在に操る「組み換え」魔法の使い手。
変形させて巨大ロボットのようにしたり、破壊された断片を合わせて即興の乗り物を創り出したりできる。
また、魔力消費が大きい上に時間も掛かるが、壊された部分を再生させる事もできる。
「黒の暴れ牛号」
アジトを変形させたもので、戦闘用の2足歩行形態と移動用の4足歩行形態が存在する。
魔力を纏った巨体から繰り出されるパンチ「マナ・コークスクリュー」は非常に強力。
さらに、仲間たちの魔法攻撃を射出する砲台の役割も果たせる。
余談
よく「レゴラン“ド”」と間違われるが、正しくは「レゴラン“ト”」である。
関連タグ
ネタバレ注意!…同作に登場するキャラであり、アスタの実の母親。彼女もヘンリーと同じく他人の魔力を無意識に奪う体質を持っている為、孤独に生き続けて来たもの同士である。ただし、こちらはヘンリーとは違い呪いではなく先天性の体質によるものである。
もしかして → レゴランド ヘンリー(汽車のえほん)
(ちなみに同じく暴牛団員のゴードン・アグリッパも同名の汽車が存在する)