概要
生没年不詳
アルラト部族の出身でチンギス・ハーンの有力な功臣である「四駿」の一人に数えられる。
「元朝秘史」によるとチンギスがまだテムジンと名乗っていた少年時代、父を失った事でテムジン一家は困窮の身の上にありさらに多くの馬が盗まれるという事件が発生し、テムジンが犯人を追跡する途中で出会ったのが同世代であるボオルチュで、犯人から馬を奪回するのにボオルチュは快く協力し以後はテムジンの腹心として活躍する事になる。
1206年のチンギス・ハーンの第二次即位の際は功臣第二位で諸将の筆頭にありチンギスの跡を継いだオゴタイの時代まで存命であった。子孫も名門として繁栄した。