概要
『ウルトラマンオーブ完全超全集』に収録されている『ウルトラマンオーブクロニクル』のエピソード5-2「空飛ぶ円盤の謎を追え!」に登場する人物。
諜報機関セクター51の一員で、階級は大尉。
バーレスク海域で多発する船舶や飛行機の遭難事件を調査しており、同海域で空飛ぶ円盤の目撃情報が多発している事から、1947年にニュー・サラエボ州ロックウェズに墜落したというUFOと同系の飛行物体が目撃されている事を重視し一連の事件を宇宙人によるものと断定していた。
調査のさなか、謎の青年ガイと遭遇。当初はガイを共産圏からのスパイか宇宙人ではないかと疑い容疑者として追いかけていたが、突如現れた円盤の中から現れた3mの宇宙人をガイと共に撃退。事件の調査を続けるうちに友情の如き感情が生まれていた。
だが一連の事件の黒幕であるビランキが連れて来たハングラーが発生させた大津波から人々を避難させようとしていたものの、流されて来た流木に衝突し、意識を失ってしまった。
ウルトラマンオーブがハングラーを倒した後は病院に搬送された。ガイを「星から来た兄ちゃん」と呼び、意識を失う前にガイがオーブに変身するところを目撃していたが、「俺は何も見ていないよ。セクター51にも報告しない。あんたにもあった事はないさ」と報告しないことを伝え、汚れてしまった自分のレザージャケットをガイに譲ると、「あばよ」と告げて病院へ運ばれていった。
以来、ガイは彼のレザージャケットを身に纏い、長きにわたって地球を旅することとなる。
名前の由来はXファイルのスカリーとモルダーからと思われる。