君の元に行こう。やがて私のように灰になってしまう、君の元へ。
(I am coming to you. You, who will be reduced to ash like me.)
概要
マッチガール(Scorched Girl)は、黒く焦げた少女の姿をしており、腹部に火のついたマッチらしきものが突き刺さったアブノーマリティ(幻想体)である。
分類はF-01-02、危険度はTETH。
管理方法
作業情報
属性 | ダメージ | E-Boxes | 悪い | 普通 | 良い |
---|---|---|---|---|---|
RED | 2-4 | 12 | 0-4 | 5-7 | 8-12 |
職員ランク | 本能 | 洞察 | 愛着 | 抑圧 |
---|---|---|---|---|
1 | 普通 | 高い | 低い | 普通 |
2 | 普通 | 高い | 最低 | 普通 |
3 | 普通 | 普通 | 最低 | 普通 |
4 | 普通 | 普通 | 最低 | 普通 |
5 | 普通 | 普通 | 最低 | 普通 |
クリフォトカウンター:2
特殊能力
以下の条件でカウンターが減少する。
- 作業結果が普通(50%)
- 作業結果が悪い(70%)
管理方法はいたって単純で作業結果普通以下でカウンターが確率で減少するので作業結果良いを出すようにすればまず脱走しない。
作業好感度については愛着作業以外なら基本悪いにならず、良いを狙いたいなら洞察が特に成功率が高いのでそれを中心に行えばいい。
脱走情報
HP | RED | WHITE | BLACK | PALE |
---|---|---|---|---|
120 | 耐性(0.5) | 脆弱(2.0) | 普通(1.0) | 脆弱(2.0) |
彼女は脱走した際、収容部門内に職員がいる場合はその職員から、いない場合は施設全体の職員から一人が選ばれ、その頭上にはマッチ棒の燃え滓のようなマークが出現する。彼女はその職員に向かって移動し始めるが、その職員が死亡した場合は別の職員を目標とする。
彼女は目標とした職員以外には目もくれず、他の職員も鎮圧指示を出さない限りは彼女を鎮圧をしようとしない。
その職員のいる部屋にたどり着いた場合、歩みを止め、その場で停止する。そして5秒ほど経過するとその場で自爆し、同じ部屋の全ての存在にREDダメージを与えてしまう。
その後彼女は再収容され、カウンターが全回復する。
いざ自爆をされると同じ部屋にいる全職員・敵対個体に300のREDダメージを与えてくるため、職員を固めてしまっていると一気に持ってかれかねない。そのため、対象となった職員を避難させ、他の職員で鎮圧を行うのがおすすめ。幸い彼女のHPはかなり低く、TETHランクなこともあり行動もそこまで複雑で対処しにくい訳ではないため、鎮圧自体の難易度は低い。
また、目標となった職員のもとへ行くことを利用して誘導し、自爆を誘発することで他の敵対個体に大ダメージを与えることも可能。
E.G.O
武器
名称 | ランク | 属性 | ダメージ | 攻撃速度 | 射程 |
---|---|---|---|---|---|
4本目のマッチの火 | TETH | RED | 20-30 | 超低速 | 超長 |
特殊能力:なし
防具
名称 | ランク | RED | WHITE | BLACK | PALE |
---|---|---|---|---|---|
4本目のマッチの火 | TETH | 耐性(0.6) | 普通(1.0) | 弱点(1.2) | 脆弱(2.0) |
特殊能力:なし
ギフト
名称:4本目のマッチの火
部位:口2
効果:HPが4上昇
武器は大きなマッチが突き刺さっている大砲で、長射程から一度に大きなREDダメージを与えられるが、攻撃速度・攻撃発生が遅く、空振りしやすい点には注意。
防具はTETHランクの防具の中で決死の一生と並んで最も高いRED耐性を持つため、作業ダメージがRED属性であるアブノーマリティの作業におすすめ。
ストーリー
名前から想像つくだろうが、このアブノーマリティは童話マッチ売りの少女が元になっており、元の話同様寒い夜に街道でマッチを売っていたが、なかなか売れなかった。
ご存知のとおり、そこで暖を取ろうとマッチをつけたところ、ご馳走や愛する家族などが目の前に現れ、火が消えると同時にその幻影も消えてしまったので、持っていたマッチを全て燃やし、最後に祖母に会えて温かく迎えられ、そのまま幸せそうに息絶えるというのが元の話である。
しかし、彼女はなんと最後のマッチの火を自分につけ、そのまま生き続ける燃えかすとになるという異常性に目覚めてしまった。
彼女は天国への迎えが来ることなく、いつまでも愛情や暖かさを求めて彷徨い続ける。
続編
Library of Ruina
燃え尽きた少女という名称で歴史の階の1体目の幻想体として登場する。
明らかにHPが高く、この段階では倒せそうにないように思われるだろうが、実際は取り巻きである「最後のマッチの火」を倒す度に混乱してHPが大きく減り、全て倒せば彼女のHPも0になって撃破することができるため、とにかく取り巻きを倒していこう。
注意点としては彼女は光が溜まりきると強力なバトルページを使用してくる点で、威力がかなり高いため耐えることは難しい。
ただし、パッシブ「灰の山」により混乱させると光が0になるので光が溜まるまでに倒すか混乱させるかしておこう。
幻想体ページは「残り火」「歩み」「マッチの火」。
残り火は付与した司書が相手の攻撃でダメージを受けた際に相手に火傷を1-3付与するもので、同時に自身が40%の確率で次の幕で攻撃的中時に火傷を1付与する能力を得る。
歩みは全ての司書が体力が20%以下のときに相手に攻撃すると相手に全体力の30%のダメージと火傷を1-3付与して死亡するという自爆特攻もの。広域攻撃で使うと敵全体にダメージが入るが、混乱抵抗値には注意。
マッチの火は付与した司書が最初に使う2枚のページに「マッチの火」を付与するもので、そのページは使用時に「火種」を得る効果を持ち、火種の数だけ最初のダイスの最大値が上がり、攻撃ページならば的中時に火傷を付与するが、火種が4以上付いている場合そのページ使用時に25%の確率で火種の値+ダイスの最大値だけダメージを受けてしまう。最大値を簡単に増加させることが可能だが、ダメージを受けうるので回復手段を用意しておくと良い。ちなみに同じバトルページを複数枚入れている場合はその全てにマッチが付与される。
Limbus Company
E.G.O「4本目のマッチの火」
本人は登場していないが、彼女のものと思わしきE.G.Oが作中に登場している。
効果は囚人によって詳細は異なるが、相手に火傷を付与することが特徴。
関連タグ
Lobotomy Corporation/Library of Ruina:登場作品
マッチ売りの少女:元となった物語