「乗りかかった船ってやつだ。」
プロフィール
概要
PSO2ストーリーモード開始時から遡る事約40年前、レギアス・初代カスラ・初代クラリスクレイスと共にダークファルスを倒した、とされる英雄的な存在。
しかしながら、本人は英雄視される事を固辞、歴代襲名制となったレギアス・カスラ・クラリスクレイスら三英雄のお目付役と言える偶数番(イーブンナンバー)の長となった。
現在は弟子であるサラの面倒を見つつ、割と好き勝手に行動している。素顔はとにかく暴れる事が大好きで、条件さえ整えばまるで自重しない。御歳70歳。そこBBAとか言わない。
年齢相応に達観したところがあるかと思いきや、年齢不相応(偏屈という意味では年齢相応?)な理不尽さを発揮するなどガキ大将的なポジション。
過保護気味で、サラの過去を語り出したカスラに「手が滑って」パルチザンを全力で投げた。こえぇ…
最近では後進の育成も担当しているが、彼女の訓練を受けたとあるアークスによると「何度も死にかけた」「地獄だった」とのことで、成果はどうあれあまり評判は芳しくないようだ。
ネタバレ
40年前ダークファルス【巨躯】を倒せず、封印するのが精一杯だった事をアークス達には隠しており、慚愧の念に駆られている。
固有の創世器「閻斧(えんぶ)ラビュリス」は、使用者のフォトン容量の大半を一気に消費することで規格外の膨大なフォトンで相手を押しつぶしてしまうほどの強烈な破壊力を発揮する。ラビュリス本体はそのフォトンに耐え切れず破損、使い手も反動でかなり長い間戦闘能力が激減するらしく、有事の際はテレポートも使用可能。普段は一般アークスでも難なく扱えるクラスのパルチザンを使用しているが、それでもゼノやヒューイからは「デタラメに強い」と評される。
マザーシップ事件の後、ラビュリスは刀工ジグの手により多少威力を控えめにし耐久性を底上げされているが、ウッキウキでゼノたちとの耐久テストを兼ねた演習に使って派手にぶっ壊し、ジグに「ラビュリス、壊れた!直してくれ!」とお願いしてくる。姐さんなにやってんですか。
後にアウロラから「一部の創世器はフォトナーが変異したもの」、ジグからは「ラビュリスにはまだ魂が込められているから不憫でならない」と言う発言がある。
…なんと言うか…ラビュさんマジご苦労様です。
エピソード4では六芒均衡は解体され、各部門のトップに立ったのだが…
レギアスは教導部担当となり、マリアの担当は実戦とは程遠い総務部の担当。なのでほとんどの仕事を次席に据え付けたサラに押し付けて放任状態にしている様子。本人からしたら後継者の育成も兼ねているつもりらしいが、サラにはそんな素振りはこれっぽっちも伝わってない様子。
エピソード5で初代クラリスクレイスのアルマの言によると生前の彼女から「リーちゃん」と呼ばれていた様子。レギアスも「ギーくん」と呼ばれていたが、二人して苦い顔をしていたと言う。ちなみに初代カスラは「スーくん」。
異世界オメガの最終局面では、彼女の常時全力全開なスタイルに合わせて調整された「エクスマリーシリーズ」にモデルチェンジ。レギアスと共に出撃し、ダーカーの軍勢と一人戦っていたアルマに助太刀する(姿は見えないが)。それによってアルマはフォトンを吸収するブラックホールに結界を展開・維持が可能となった(主人公はこのフォトンを利用して無尽蔵に生み出される魔物種相手に多勢に無勢だった)。戦いが終わった後は「おっと手が滑ったー!」とレギアスを蹴飛ばしアルマとレギアスに会話をさせようとした。
こうして【深遠なる闇】は主人公と英雄たちの活躍によって消え去った。しかし、これによって終の女神シバが降臨してしまう。シバの側近である偽の女神ミトラとは互角の戦いを繰り広げるが、ダメージが通らないため決着がつかなかった。
3章にてアークスシップに侵入したミトラと再びやり合うが、レギアスたちまで加勢に現れたことで撤退されそうになる。マリアは「自分自身と戦う機会なんてそうないんだからもっとやらせろ」と勝負の続行を求めるが「面倒くさい」の一言で拒否された。
ちなみにエトワールクラス提唱者・ルコットの救出や育成に一枚噛んでいた模様。
上記の通り、主人公、マトイ、ゼノの3人掛かりでも歯が立たなかったミトラと互角に渡り合っており、アークスの中でもレギアスと共に最強の双翼を担う人物である。
アニメ版
3話から登場。ナベリウスにて【巨躯】に呼ばれたアークスたちをサラと一緒に保護していた。同じく巨躯の墓標まで呼ばれたマトイを気絶させたため、アッシュから敵と思われたが先手を打って武器を突きつけ、動きを止めさせた。
「隠す義理もない」ということで【巨躯】が倒されたのではなく、封印されただけということを教えてくれた。
余談
冒頭の台詞は以前は「通りかかった船ってやつだ。」というセリフであり、現在は修正されている。