最初に
※本家記事から抜粋
シリーズ『マンハッタン・クライシス』の関係者一同より、日本国外、特に合衆国の読者へ向けて注意とお詫びがあります。
本作品は、2001年9月11日に発生したアメリカ同時多発テロ事件を扱っています。海外の読者の中には、同事件に限らずテロリズムの被害を受けた方々もいる事と思います。この作品を読んで心身に不調をきたす恐れがある場合は、この作品を読み進めることを断念していただくよう、私からお願いを申し上げます。
実際の事件では私たちの同胞である日本人24人を含む2,977人の多様な人々が死亡し、またあまりにも多い負傷者が生まれました。日本人にとってのヒロシマ・ナガサキやフクシマと同じように、合衆国市民にとっての9.11が非常に繊細な問題であることを、執筆者であり隣人でもある私たちは記憶し続けねばなりません。
様々な方々の協力を経て、今日このハブページが英語版に翻訳されるにあたり、執筆者一同よりこの場で深く追悼の誠をささげます。同時多発テロにより犠牲になられた方々に深く哀悼の意を表するとともに、その御遺族の皆様にお悔やみを申し上げます。そして当時から現在に至るまで、テロ対策に尽力する世界中のヒーローたちに心より敬意と感謝を捧げます。
最後になりますが、今回9.11を題材に取り上げるに当たって、私たちは「マンハッタン・クライシス」を、架空史上に「一般社会と超常コミュニティの融和の原点」として位置づけました。この作品もまた、SCPコミュニティの国際交流に貢献できるよう、願っております。
— マンハッタン・クライシス 関係者一同
概要
1998年に異常存在が世間に露呈した、「ヴェール崩壊」事件後、初めての大規模頂上テロ事件である。
アメリカ合衆国ニューヨーク州のワールド・トレード・センターにChaosInsurgencyの馬鹿どもによってハイジャックされた飛行機が突っ込んだのだ。
ちなみに関連talesによるとその内一機はQueenの楽曲がかけられていたらしいが、詳細は不明。
衝突後、ワールド・トレード・センターを中心に約4.5km²の空間が異次元に崩落、異常空間に侵食された。
異常空間内は霊魂実体、悪魔実体が大量発生し、80年代の某名作映画で見たような光景が繰り広げられ、街は大パニックに。
このような大惨事に財団やGOC、壊れた神の教会などの団体は力を結集し、合同チームを組み、突入。
気の遠くなるほど多くの犠牲者を出しながらも、数多くのインサージェンシーエージェントを無力化、
さらに悪魔存在の"王"イブリースと交渉し、これに成功。
9月20日には財団とGOCとの間で「ハドソン川条約」が締結され、これにより「合衆国の一番長い日」が終わった。
登場人物
財団
我らがウクレレおじさん。現実改変者暗殺のプロ。
みんな大好き財団のヤベーやつ。
ChaosInsurgency
- 「悪夢姫」
カップケーキを生み出して爆破させる工作員。合同チームの尽力により、無事死亡。
- カシアン・ヤルゼルスキ
同じく工作員。物資と人員をマンハッタンに送る。
GOC
- チェレスタ
事務次長。事務総長が国連会議で不在の為、留守を預かる。
- ウード
カブール地区長。性格に難があるが、優秀。
- ノリエガ
物理部門北米部局上級将校。皮肉屋。
壊れた神の教会
- ネイサン・フィルモア
壊れたる教会の神父。
- ジュード・クライショット
手から静電気を放つことができる現実改変者。
黒の女王
- アリソン・チャオ
奇妙な小動物を従える少女。父親を探す旅の途中でテロに巻き込まれ、市民を守るために奔走する。
犀賀派
- ヘキサ
チャオに従う謎の小動物。
関連動画
有志によるファンムービー。
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