概要
読売テレビ発で中京テレビとテレビ神奈川、チバテレビ、テレ玉、群馬テレビで1990年4月から1991年3月にかけて放送されたコント主体のバラエティー番組で、ハイパーインテリジェンスギャグシリーズの3作目に当たる。
前期は1回の放送で概ね3本のコントが放送され、コントの合間には「あきのえかき唄」や「知っておこう」といったミニコーナーを挟む構成だった。
コントは波良野家の4兄弟が主役で、両親とは別居しているという設定で登場することはなかったが、後にサンスケに替わっておじいちゃんが登場するようになった。
後期は内容を刷新、ミニコーナーを沢山取り入れた。
番組終了後の2008年にはこの番組と前番組である『週刊TV広辞苑』・『現代用語の基礎体力』と後番組である『未確認飛行ぶっとい』の4番組のコントやコーナーを収録したDVD-BOX『現代用語のムイミダス ぶっとい広辞苑』が発売されている。
出演者
- 波良野タケシ
演:升毅
- 波良野サンスケ
演:槍魔栗三助
- 波良野アラタ
演:古田新太
- 波良野アキ
演:羽野晶紀
- でんちゃん
演:立原啓裕
ミニコーナー
前期
あきのえかき唄→あきのおえかき
コンピュータグラフィックスでオリジナルの絵描き歌を歌って絵を描く。後に歌が無くなって絵を描くだけのコーナーになった。
知っておこう
NHKの教育番組のような体裁で、山西惇のナレーションによるツッコミ不在でシュールな映像を流す。
一例:
- 読売テレビがどこにあるのか知っておこう→世界地図で大阪府を指し示す
- 時計の秒針が1周するのに何秒かかるか知っておこう→58秒
- 金魚がなぜ赤いのか知っておこう→黒色の出目金を映し、「黒いね」の一言で済ます。
- 電池と電球の関係を知っておこう→電池で電球を叩き割って、「電池は硬いね」
後期
螺旋の季節
病院を舞台にしたミニドラマ。コメディ要素を排したシリアスな雰囲気の作品だった。
森物語
とある森を舞台にした動物達が織りなすブラックコメディ
花とみつばち
ヤクザ映画をパロディー化したコント。
ウルトラドン
『ウルトラマン』をパロったコント。出てくる怪獣がいつも同じで倒しに来るヒーローが毎回違っていた。深夜番組の為、平気でR18ネタが飛び出ており、R18ネタを除けばある意味「改造人間カスタムひかる」のルーツと言える。