概要
そのほとんどが小型種で占められる。
成虫の触角は雌雄共に糸状で、先頭の下唇髭が突出した種が多い。
休息時の翅は種類により屋根状もしくは左右に畳む。
休息時には触角を背中に背負う様に畳む傾向がある。
幼虫がアシナガバチの巣に寄生するウスムラサキシマメイガや、水中で水草を食べて育つミズメイガ類等、変わった生態を持つ種もいる。
農作物や乾燥食品等の害虫としてよく知られており、著名な種には幼虫が穀物や菓子類等を食害するノシメマダラメイガやカシノシマメイガ、イネを食害するニカメイガ、トウモロコシ等を食害するアワノメイガ、養蜂家の敵ハチノスツヅリガ等がいる。
メイガ上科にはメイガ科とツトガ科の2科のみを含む事が通説だが、セセリモドキガ科やマドガ科を含む分類体系もある。
主な種類
メイガ科 Pyralidae
ツヅリガ亜科 Galleriinae
など
シマメイガ亜科 Pyralinae
など
フトメイガ亜科 Epipaschiinae
など
マダラメイガ亜科 Phycitinae
など
ツトガ科 Crambidae
ツトガ亜科 Crambinae
など
ヤマメイガ亜科 Scopariinae
など
ヒナタメイガ亜科 Heliothelinae
など
オオメイガ亜科 Schoenobiinae
など
ミズメイガ亜科 Acentropinae
など
シダメイガ亜科 Musotiminae
など
モンメイガ亜科 Cybalomiinae
など
ニセノメイガ亜科 Evergestinae
など
クルマメイガ亜科 Odontiinae
など
ハイマダラノメイガ亜科 Glaphyriinae
など
ノメイガ亜科 Pyraustinae
- セスジノメイガ
- マエベニノメイガ
- アメリカピンクノメイガ
- ベニフキノメイガ
- ユウグモノメイガ
- シロモンクロノメイガ
- アワノメイガ
- ヨーロッパアワノメイガ
- アズキノメイガ
- シナチクノメイガ
- エグリノメイガ
- シロオビノメイガ
- アヤナミノメイガ
- クロスジノメイガ
- マエアカスカシノメイガ
- ヒメシロノメイガ
- ツゲノメイガ
- ツマグロシロノメイガ
- ワモンノメイガ
- ハグルマノメイガ
- オオウスグロハラナガノメイガ
- ホソバソトグロキノメイガ/キボシノメイガ
など