概要
TVアニメ版第41話「姿なき恐竜空爆隊」に登場。恐竜空爆隊の空飛ぶ空母であり、大型のメカザウルス。
劇中での早乙女博士の分析によると、全長はゲッター1の約7倍、重量は約10倍という巨体と語られているが、設定データでは全長97m、重量1470tとなっており齟齬が生じている。
劇中では積乱雲に紛れて行動し、全身から特殊なガスを発射してレーダーを攪乱させた上で早乙女研究所の空爆を目論む。
巨大な頭部と背中の上には飛行甲板があり多数の恐竜ジェット機を出撃させるという空母としての機能を有している。
さらに両翼にゲッタービームの直撃にも耐える長距離砲、高熱を伝播させる事で敵の攻撃を無効化する下部爆弾槽には大量の爆雷を装備。艦橋部分には360度回転する対空レーザー砲を搭載し、ゲッター線強化ガラスのキャノピーにヒビを入れる程の高熱火炎も放射可能と仮想戦記の航空戦艦レベルで火力も高い。
最初の空爆で受けた被害の復旧作業に追われる早乙女研究所へ、確実なる止めを刺すべく早乙女ミチルを人質にしてバリア解除を要求するが、各ゲットマシンに搭載された「雲拡散カプセル」で居場所を察知され、更には囚われていたミチルが内部で破壊工作を行なった事に因り徐々に弱体化。それでも尚ゲッターロボを寄せ付けぬ実力を見せるも、ミチルを救出された事で形勢は逆転。最期はゲッター2のゲッタードリルで全身を貫かれた後、ゲッター1のトマホークブーメランで首を切断され爆散した。
派生作品
スーパーロボット大戦シリーズではスーパーロボット大戦α外伝以降のαシリーズと、スーパーロボット大戦IMPACTに登場している。
HPや装甲は作品により異なるが、長射程の大砲と短~中射程の恐竜ジェット機を出撃させる召喚攻撃を併せ持つ手強い敵機となっている。