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ヤロポロク・アレンスキー

やろぽろくあれんすきー

ヤロポロク・アレンスキーとは、刑事ドラマ「相棒」の登場人物である。
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演:ユーリー・B・ブラーフ

概要

Season13初回にて初登場したちょび髭の生えた初老のロシア人。表向きは『ロシアンタイムス』なる新聞社の東京支局長ということになっているが、実はいわゆるスパイであり、初登場時にいきなりアメリカ大使館に亡命するという大胆な行動で視聴者に強烈な印象を植えつけた。同時期に彼のスパイ活動が原因で彼に情報を提供していた者が続々と殺害されてしまい、彼が容疑者と疑われ特命係にその存在を知られることとなる。

さらに、内閣情報調査室に所属していた(後に警視庁広報課長となる)社美彌子との間に娘・マリアを授かっていることが発覚している。美彌子はマリアについて、表向きは「ストーカーであるヤロポロクに乱暴されて生まれた子。子供に罪はない」と語っているが、実際は彼とは相思相愛であるらしいことが美彌子の行動からは見て取れる。
なお、初登場の時点ですでに亡命している身であるため、マリアの養育は美彌子に任せており、彼女の前に現れることもほとんどない。だがその後も、ロシア語講座の宣伝の封筒に忍ばせる形で美彌子には彼名義の手紙が送られている(当然返信などできるはずもない)。

Season16の第13話にて、Season15初回に失踪していた坊谷という人物(美彌子を法務事務次官・日下部の密命で密かに調査していた)が身元不明の遺体となって発見され、亡命中にもかかわらず再び届いた美彌子への手紙には、彼の素性を明かすとともに「供養してやってほしい」と記されていたため、彼を殺害した容疑をかけられ再び追われる身となってしまうのだが…。














以下、重大なネタバレにつき未見の方は注意


















翌14話において、かつての所属先・内閣情報調査室の情報網を用い、ヤロポロクの潜伏先とされるあるアパートの一室を探し当て、そこを訪ねた美彌子。呼び鈴に応じ出てきたのは…。







ヤロポロクによく似た別人であった。管理人の話では、この部屋の住人は「ある時期から少し雰囲気が変わった」らしい。

では、本物の彼はどこへ行ったのか?特命係の捜査が進むにつれ、瀬戸内米蔵が目をかけていた檀家の息子・常磐臣吾と坊谷、さらにヤロポロク、社美彌子とのとんでもない関係が明らかとなり…。














以下、さらなるネタバレ注意

























あろうことか、ヤロポロクはすでに死亡していたことが判明した

檀家の息子・臣吾は、かつて世界を放浪していた際、軽い気持ちで内戦の傭兵になったのをきっかけに帰国後も暗殺を引き受けるようになっており、密命を受けて部屋に侵入しヤロポロクを殺害(遺体は秘密裏に処理され、住んでいた部屋にはそっくりな別人が入居した)。
その際、偶然見かけた写真に写っていた美彌子に一目惚れし、ストーカーとなっていたところ、同じく彼女を付け回していた坊谷の存在を知り、彼を殺害(彼曰く、『初めて自分の意志で実行した』とのこと)。
収監中の瀬戸内がかつて管理していた寺の敷地内に遺体を埋めたものの、罪の意識に苛まれ、瀬戸内の仮出所に合わせ偶然を装い遺体を掘り起こし、ヤロポロクを装い手紙を送っていた。送られていた彼名義の手紙はすべて臣吾が送っていたものであり、つまり、最初の手紙が届けられたその時点で、ヤロポロクはすでに死んでいたことになる。

覚悟していたとはいえ、彼の死が美彌子にとってショッキングなものであったことは言うまでもなく、聞かされた直後に人知れず号泣している。

なお、形式上亡命していたにもかかわらず日本に留めおかれた末に居場所を突き止められ消されたのは、右京曰く、「向こうにとっても招かれざる客だったのでは」とのこと。


余談

  • 劇中に度々登場し、そのたびにキーパーソン的存在となるにもかかわらず、特命係との直接の接点が全くと言ってよいほどない珍しいキャラである。
  • 臣吾によるヤロポロク・坊谷殺害はSeason15初回の時点で発生しており、それからおよそ1年3ヶ月越しで事の顛末が語られた。Season15最終回は美彌子とヤロポロクとの関係に焦点が当てられていたが、これにもちゃんとこの回に向けての意味があったことになる。これらについては、あの一件の反省から予め引かれた伏線だった、という見方もできよう。もっとも、劇中で描かれていたのは坊谷のほうだけだったので、まさかヤロポロクが死んでいたとは視聴者のほとんどがその時点では予想だにしなかっただろうが…。


関連項目

社美彌子

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