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演:津川雅彦


概要編集

Season2最終回より登場した江戸っ子口調の人物。

政治家であり、初登場時には法務大臣であった。

以後は何かしらの形で時折特命係に協力を依頼している。

その後、Season7にて、強い正義感故に、紛争地域の子供に物資を与えるためとはいえ不正に手を染めてしまい、特命係にこれを暴かれて逮捕され政界を引退、実刑判決を受け収監されてしまった。Season16にて仮出所している。


実家が寺で、自身も得度を受けた僧侶であり住職の仕事もそのまま引き継いでいる。それ故に法務大臣になっても死刑制度には一貫して反対しており、在任中は法務大臣としての職務であるはずの死刑執行許可をただの一度も出さなかった。これに疑問を抱いていた者は法務省内に少なからずいたようで、当時官僚であったという冠城亘も、本人の前でこそ口に出さないがこのことに言及している(直後に右京から彼に伝えられてしまったが)。


政治家時代の影響力は法務大臣を務めただけあって絶大で、関わりのある人物も数多い。特に片山雛子については、外務大臣だった彼女の父親と親しかったこともあってそれなりに親交があり、父親亡き後はまるで親子のような掛け合いも時折見られる。彼女のことを一時期「雛ちゃん」と呼んでいたこともあった(彼の場合、名前を呼ぶにせよ苗字での呼び捨てがほとんどである)。しかし呼び方を気に入ってもらえず、あまり彼女をあだ名では呼ばない。

彼女の他にも、小野田公顕とも長い付き合いがあったようだ。

兄弟弟子に蓮妙がいるが、彼女からは政界にいたことについてあまり良く思っていなかった旨を出所後に言われている。


特命係の数少ない理解者であり、10年に渡る収監の間も特命係への情報提供や捜査協力を惜しまず行うなど、ひと癖もふた癖もある特命係をあまり快く思わないものが多い劇中では珍しい存在。その一方、自身が逮捕された経験から、右京の捜査能力・推理力を恐れている節もあり、「あいつに目をつけられたらおしまいだ、全部白状したほうがいい」とも語っている。


新しい物には意外と即応するタイプであるらしく、出所して早々にスマホを手に入れ、面白いと口にしつつ嬉々として弄っている。ガラケーから乗り換えた人物は右京も含め劇中に何人かいるが、手に入れて即座に使いこなしている描写があるのは彼だけである。



余談編集

兄の長門裕之も本作には元官僚・北条晴臣役で何度か出演しており、Season4では兄弟共演も果たしている。


突然の津川氏の訃報編集

2018年8月4日、演じていた津川雅彦が心不全により死去、今後瀬戸内米蔵がドラマ内に出るとなると、代役がたてられるものと思われる。


関連項目編集

杉下右京


亀山薫

神戸尊

甲斐享

冠城亘 いずれも彼とは面識がある。逮捕されて以降は状況が状況だけに出番が少なく、亀山との絡みが現状最も多い。

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