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概要編集

本名は瀬戸口 ユキジ(せとぐち ゆきじ)

ケンヂの幼馴染であり秘密基地のメンバー。

“血のおおみそか”以降はカンナの東京における身元引き受け人となる。


人物編集

男勝りでサバサバとした性格。実家が道場であり本人にも武術の心得がある。

ケンヂとは腐れ縁的な関係だが、実は両思い

普段はケンヂに対してクールに振る舞い、時にはぞんざいに扱うが、内心では彼の事を“白馬の王子様”と恋慕し、何十年もの間想い続けるほど一途な女性。


来歴編集

1997〜編集

元々は成田空港で税関職員をしていたが、空港で再会したケンヂから秘密基地のマークの事を訪ねられたのがきっかけで、“ともだち”の捜査に関わるようになる。

弁護士であり友人の市原節子(演:竹内都子)の協力のもと、ともだち組織の実態を探るが、自身の上司が組織の一員であることを知り辞職する。


以後は祖父の道場で整骨院を経営しながら、指名手配されたケンヂの居場所を突き止めメンバーに加わる。


“血のおおみそか”の際にはモンちゃんオッチョと共に友民党本部に乗り込む。

ケンヂ達がロボットを止める為に行動した際は“最後の希望”としてモンちゃんと車内で待機させられるが、ロボットに乗り込んだと聞き、車から飛び出しケンヂの元へと向かおうとする。

そして21世紀になる瞬間に大爆発が起き、モンちゃん以外のメンバーとは生き別れとなってしまう。


2014〜編集

カンナの身元引き受け人となり東京における母親代わりとなっていた。

モンちゃんから渡された“しんよげんの書”のコピーや市原節子の協力のもと、“ともだち”と友民党の調査を続ける。


竹内がホームレスから聞いた「新宿の教会で集会がある」という情報と“しんよげんの書”の一節からカンナが暗殺される危機を感じ教会へと向かう。

同じくカンナを守るために脱獄し教会に現れたオッチョと再開する。


カンナと共に、ともだちランドの清掃員・ドリームクリーナーとして潜伏していたヨシツネと再開し、サダキヨから見せられた写真によって少年時代の“ともだち”の素顔を見たという小泉の記憶をもとに“ともだち”の正体を探る。


“ともだち”が暗殺をされたのち、現場に居合わせたオッチョ、そして似顔絵をもとに正体を突き止めたマルオと再開する。

その後、オッチョと中華街で死んだはずの“ともだち”を目撃する。

新宿でローマ法王の暗殺を阻止することに成功するが、「歯車がおかしな方向へと向かっている」と、中華街で“ともだち”そっくりな男を目撃して以降に抱いていた不安を吐露する。

そして万博会場で復活した“ともだち”を見て「こういうことだったの………」と状況を理解しつつもその直後に起きた出来事に絶句する。


ともだち暦3年〜編集

東京で道場「厳道館」を開き門下生に稽古をつけていたが、ヨシツネからの連絡を受け閉鎖する。

“ともだち”と決着をつけようとするカンナに、市原の捜索によって消息をつかんだキリコに会わせようとするも「時間がない」と突っ放され、オッチョ・カンナと共に本部に乗り込む。

オッチョと地下で空飛ぶ円盤を目撃し、科学技術省長官となっていたマー坊、敷島教授のもとにいたヤン坊と合流する。


新宿歌舞伎町教会にいるカンナと再び合流し、手榴弾で“ともだち”諸共自爆しようとしたカンナに「そんなふうに育てた覚えはない」と叱責するも、「あなたに何かあったらケンヂに顔向けができない」と涙を流し、渡されたカセットから流れる曲によってケンヂの生存に希望を持つ。


“ともだち”がロボットを起動し東京で破壊活動を始めた際には、ゲンジ一派を率いてともだち府を制圧し、高須を拘束する。


“ともだち”が倒れた後は再会した仲間達と束の間の平和を謳歌するも、ケンヂがヴァーチャルアトラクションに入ると知り「もうすべて終わったのよ‼︎」と止めようとするも、過去に清算をつけようとその場を去るケンヂを茫然と立ち尽くしたまま向かわせてしまう。

巣鴨医療刑務所に収容されている高須の口から“反陽子ばくだん”のリモコンを狙う残党の存在を知り、カンナを伴い少年時代を再現したテーマパークに向かい屋上にいる残党と対峙する。


全てが終わったあとはケンヂからヴァーチャルアトラクションでしてきた事を聞き、間接的にプロポーズされ頬を赤らめるも「バカじゃないの」と一蹴しつつ“ともだち”の真の正体をたずねる。


実写版編集

演:常盤貴子/松元環季


実写版では雪路という漢字表記が明かされた。

ケンヂに対する一途な想いはそこまで描かれておらず、あくまでも大切な仲間として描かれている。


その他編集

カンナや、ウジコウジオ達漫画家集団が居住しているアパートである常盤荘。実在したトキワ荘のパロディであるが、その管理人の名前は常盤貴子という。

そしてなんの因果か、実写版でユキジを演じたのが管理人のパロディ元である常盤貴子氏本人であった。


関連イラスト編集

中学生

中学生時代のユキジ(左)とケンヂ(右)


関連タグ編集

20世紀少年 遠藤ケンヂ 遠藤カンナ

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