概要
日本テレビ開局60周年記念番組として2013年に放送された特別番組。
参加チーム(主に企業や大学の研究所など)が制作したロボットがトーナメント方式で一対一のバトルを展開する。
2013年の第一回大会にてロボットアニメさながらの名勝負が繰り広げられた同番組は好評を博し、翌2014年に第二回大会が放送された。
第二回大会では玩具メーカー・タカラトミーとのタイアップにより、『トランスフォーマー』シリーズから実際に変形可能なオプティマスプライム(コンボイ)が参戦した事が話題を呼んだ。
「リアルロボット」と銘打つだけに実際にロボット同士がぶつかり合った場合どのようなトラブルが機体に起こるかは未知数であり、そういったトラブルから復旧出来るか否かの駆け引きも番組を盛り上げる要因の一つとなっている。
特に各部の関節や変形ギミックといった複雑な機構を持つロボットは故障が多発しやすい傾向にあり、実際のロボット運用がアニメのように行かない事を暗に示しているが、そのような制約を受けながらも如何にして相手に勝つか、ロマンを形にするかという創意工夫を垣間見る事が出来るのもこの番組の魅力である。
ルール
- ロボットは身長150~200センチメートル、330キログラム未満の物を用いる。
- 試合は8メートル四方のリング上で3分1ラウンドの試合を計2ラウンド展開する。
- ロボットの外装部分に10個取り付けられた「コア」と呼ばれる球体を破壊し、時間内にこれを全て破壊もしくは相手よりも多く破壊した者の勝利となる。
- 通常は肉弾戦が基本となるが、30秒間飛び道具などの必殺技を使用可能となる「ブーストタイム」が1ラウンドにつき1回だけ使用可能。ブーストタイムは両チーム同時に発動する事も可能。
- ロボットが行動不能になった場合は復旧作業が認められるが、復旧が見込めない場合はTKO負けとなる。
関連イラスト