概要
フルネームはリーロン・リットナー。苗字は3部から新政府の政策によって付けられたものである。
リットナー村出身。オネエ言葉で喋り、イケメンに目が無い。水色の髪と厚化粧が外見の特徴。よくウネウネしながらにじり寄ったりする。
腕利きのメカニックであり、グレン団・大グレン団のメカニック整備を担当している。特にどのガンメンとも違うシステムを持つグレンラガンの専属整備士として活躍している。また、システム分析の腕前も高く、ラガンの乗っ取り能力の解析や作中で出てくる超技術の分析・応用などで大いに腕を振るった。
また、熱血漢で肉体派ばかりの大グレン団において数少ない理知的な人物。冷静で相手の心情を察知する事が出来、度々仲間を説得したり落ち着かせるシーンが見られた。ある意味グレン団の中では一番人格的に成熟した大人な人物である。男女関係なく慕われており、グレン団団員の良き相談役として彼らをサポートしている。
前線で戦うことはあまり無いものの、大グレン団の戦いを裏で支えた重要人物である。
グレン団と合流する前からヨーコのパートナーとして行動を共にしていた。親しい仲間からは、「ロン」と呼ばれる事もある。
変なイジりかたをしたためか、ヴィラルからは殺意を抱くほどに警戒されている。
劇中での活躍
グレン団加入
地下にあったリットナー村が倉庫に保管されていた毒ガスが漏れたことで暮らせなくなり、獣人が蠢く地上で暮らさざるをえなくなった。リットナー村には昔の武器が保管された倉庫があり、この武器を使うことでなんとか獣人と戦うことが出来た。リーロンはこれら武器を整備するメカニックとして活躍。ダヤッカら村の仲間からの信頼も大きかった。
地上に出たカミナとシモンを拠点に招き入れる。襲来するガンメンを撃退するうちにラガンの不思議な技術と無限のスペックに興味を持つようになる。カミナとシモンが旅に出る際にヨーコと共に同行。グレン団の初期メンバーとなった。
カミナを気に入ったようで、にじり寄るシーンが何度か見られた。
テッペリン陥落まで
グレン団のメカニックとして無茶苦茶な戦い方をすることが多いグレンラガンの整備をこなし、戦艦「ダイガンザン」攻防戦でも新加入したガンメンの整備を行った。この戦いでカミナの死を見届けることになる。
大グレン団でも優秀なメカニックとして活躍。それと共にダイガンザン改め「ダイグレン」の整備や技術解析・ラガンの解析も行う。カミナの死を乗り切れず他のメンバーと衝突していたシモンとも上手く付き合っており、ヨーコの心情も見抜いていた。
シモンが復活し、獣人との戦いが激しさを増す中、リーロンはメカニックの腕前でメンバーを支えきった。
なお、ギミー・ダリーと一緒にいることも多かったが、ギミーのトラウマを産む原因を作ってもいる。
新政府では
新政府設立後は政府の科学局長官に就任している。人類の技術力の飛躍的発展に貢献し、月への月面探査用ロケットガンメンの打ち上げに成功している。
アンチスパイラルの脅威が迫る中、ムガンの分析を行い対ムガン用新兵器も短時間で完成させるなど、高い腕前を活かしている。
あくまで新政府の人間として行動するが、新政府のやり方に異議を唱えるシモン達にも理解があり、大グレン団のことを信じ続けている。また、憎まれようと人類のために奮闘するロシウを気遣ったり、ロシウと衝突するシモンを案じたりと、周囲人達を気遣える性格も健在。
シモン達が必要なことを知っており、破壊命令が出されていたグレンラガンを密かに回収、レイテ達と一緒にメンテナンスして実戦に備えていた。ムガンの大軍との戦いではアークグレンラガン完成のための方法を見つけ出した。
作戦会議ではメンバーにワープ方法などを説明したが、シモン達は全く理解出来ておらず居眠りしていた。今度はヴィラルを標的にしたようで、何度かにじり寄っていた。
最終決戦では
超銀河ダイグレンにブリッジクルーとして乗り込み、アンチスパイラルの本拠地での決戦に挑む。様々な局面で情報の解析・分析を行い、大グレン団の力となった。何回か成功する確率を%で表しているが、当然スーパーロボットアニメでは意味が無い。
最終決戦では天元突破グレンラガンに乗り込み戦った。シモンとニアの結婚式にも立ち会っている。
エピローグでは新政府に身を置いており、大統領として身を捧げるロシウの良き理解者として活躍している。螺旋力の影響なのかどうか不明だが、何十年か経っているのに見た目がまったく変わっておらず、謎の存在感を放っている。