概要
シャチの恋人。村で私塾を開き、子供達に愛を説いている。タオと言う弟がいる。
かつて修羅の国に置き去りにされたシャチと出会って相思相愛となった。シャチは父・赤鯱の元に帰ろうとしたがレイアを捨てては行けず、成人するまで共に村で暮らした。
しかし、ある時私塾に二人組の修羅が乗り込み、修羅となるべき子供達に愛を説いていたレイアと彼女の教えを受け戦いを拒否した子供達を殺そうとした。レイアと親しいボロの1人からの急報で駆け付けたシャチは散々に痛めつけられながらも修羅の1人を殺してしまう。
残る修羅に殺されそうになったところを北斗琉拳の大老ジュウケイに救われたシャチは、レイア達を守るためにジュウケイの弟子になり北斗琉拳を会得することになる。
ところがシャチは北斗琉拳の魔の力に勝てず羅刹に変貌しレイアの目の前だろうがどこだろうがところかまわず修羅を殺害するようになる。
修羅の国にやってきたケンシロウにシャチを倒すよう依頼するが、ケンシロウに待つように告げられて待つことを決める。
結果、シャチはリンとケンシロウ二人の功績により戦いを望まないレイアを守るために被っていた羅刹と言う偽りの仮面を捨て、レイアと感動の再会をする。
ラオウ襲来の赤水が流れたことに伴いジュウケイのもとを訪問。
修羅の国にきたのがラオウではなくケンシロウであることを伝える。
その後、ジュウケイからヒョウがケンシロウの実兄であることを聞かされ、ケンシロウとヒョウを戦わせないように命じられ、それをシャチに伝える。
その後はケンシロウと別れたリンと一緒に村に帰るが、道中でリンがカイオウに浚われたので、すぐにケンシロウのところに戻り、ケンシロウとシャチに報告する。(アニメではシャチがリンをカイオウに渡す)
ヒョウの記憶が戻った後はヒョウの傷の手当てをし、シャチと共に泰聖殿に向かう。
しかし、そこではカイオウが待ち伏せしておりシャチがボコられるが自身のシャチを助けたいという願いが女人像に届きシャチに北斗宗家の霊が乗り移り、シャチは一時的にカイオウに善戦。結果、カイオウの気持ちを泰聖殿からケンシロウとの闘いに変えることに成功し、レイアの命も助かった。
シャチの最期を看取った後、泰聖殿に一歩遅く到着したケンシロウと再会し、ケンシロウが北斗宗家の封印を解く瞬間を見届けた。これ以降の出番はない。
アニメ版では魔性の沼でケンシロウがカイオウと戦う際にケンシロウがつけていたプロテクターは、レイアがシャチの為に作ったものという設定がつけられた。
更に、ジュウケイの喪中に修羅の襲撃を受けたところを赤鯱に救われ、共にカイオウの城に向かった。