パソコンの前にいる人たちを絶望の淵に追い込む恐怖の画面。
ここではWindowsのレッドスクリーンを中心に説明する。
正式名称は(英語表記でRed Screen of Death、発音:レッドスクリーンオブデス)
※ポケトークなどの翻訳機などの目的限定端末では未確認。
Macintosh(Mac)iPadでは未確認。おそらく、同じ内容のエラーメッセージが出ると考えられる。
略称はRSoD。
概要(windows)
上の画像はWindowsVistaで登場する予定だったエラーだが、ボツになったようだ。
基本的にブルースクリーンより致命的なエラーが起きたときに表示される。
上記は起動も自己修復もできなくなった場合に表示されるが、ボツになったようだ。大事なことなので2回言った。
ほかにも初期のベータ版のみだが、ブートローダーでエラーが発生した場合にレッドスクリーンが表示された。表示はNT系列のブルースクリーンとと同じく英語表記で、エラーが引き起こされたファイルとその原因が示される。
Windows Boot Errorという文字が上方に出てくる。
こちらは先ほどとは違って本当に出てくるから怖い。 Vistaを利用している人は注意。
↑のエラーが表示される。
ちなみに知名度は低いがWindowsXPでもレッドスクリーンは出てくる。
こちらはブートローダーによるエラーではなく、コンピュータの内部にかかわる致命的なエラーが発生した場合に表示される。
文字のフォントは通常のブルースクリーンと同様。
どちらの場合でも、この表示が出たら部品の交換や再インストールをするのが無難だ。
ブルースクリーンの背景色を赤にすることでも、レッドスクリーンにすることができる。
ただし、この方法はBlueScreen Screen Saverというツールが必要。
概要(PlayStation)
規格のディスクではありません。
(PS2版のメッセージ)
PS2はソフトと国によって地域別レーティングが行われているため、プレイできない海外版ソフトを入れると表示される。ちなみに、原因は不明だが、PlayStation(One)でも上記のメッセージが表示される。恐らく、PSソフトとして区別ができる領域の記録面にある本体認識用のデータ部分の読み取りができないほどにまでディスクが損傷していると思われる。
それ以外ならPSとは無関係のディスクをPS2に突っ込んだときに目にもすることができる。
ただし、それ以外の場合は、
- ディスクが読み込めないほど傷ついている。
- PS2の破損。
- 本体とソフトの相性
などが疑われるため、特に別のディスクでも同じ状態になったり、他の型番の本体で読ませてみても同じ状態になる、レンズクリーナーを使用しても改善しない場合は修理に出した方がよい。
PSPやPS3では
やはり真っ赤な画面で
予期せぬエラーが発生しました。インフォメーションセンターへお問い合わせください。
と表示される。
PSPは地域別レーティングがPS2同様に行われているので、海外版を突っ込むことで気軽に見れるはず(編者は持ってないので未確認)。
PSPでもPS3でも、PS2と同様に今までプレイ可能であったディスクなどでも同じ症状が出る場合は修理に出したほうが良い。
PS3は地域別レーティングが行われていないので、ほぼ間違いなく本体の部品かプログラムに異常があるので即修理を勧める。
またPSP以降はOSが更新できる仕様のため、アップデートに失敗したり、不正に書き換えたりすることでこの表示が出ることもある(不正な書き換えでは修理を受け付けてもらえないので、要注意)。
PlayStation4(関連動画を参照)
PlayStation5(関連動画を参照)
関連動画
※PlayStationシリーズ
※Windowsシリーズ
ちなみにiPhoneやiPadなどでもレッドスクリーンは存在する。
関連項目
WindowsVista WindowsXP WindowsNT