レッドソニア
れっどそにあ
レッドソニアとは、
"The Shadow of the Vulture"は16世紀を舞台とする歴史フィクションであり、オスマン帝国による第一次ウィーン包囲をテーマにしている。
本作でのレッドソニア('Red' Sonya of Rogatino)は剣と拳銃を使うウクライナ人で、オスマン帝国に敵対。
なお後年のコミックのキャラクターは、同作者の"Sword Woman"に登場したダークアグネス(Dark Agnes de Chastillon)に基づく要素も含まれる。
初登場はMARVELの"Conan the Barbarian #23"。
ロバート・E・ハワードの代表作である『英雄コナン』を原作とするシリーズで、#23のサブタイトルは"The Shadow of the Vulture"。
時代は主人公に合わせたHyborian Ageに設定されており、名称も Red Sonja と改名。
その後人気が急上昇し、1975年には独立したシリーズの主人公となり、1979年には時空転移してスパイダーマンと共闘している。
しかし1990年代、MARVELがHyborian Ageのシリーズを休止したため、レッドソニアも登場しなくなる。
2000年代にはDynamite Entertainment社がレッドソニアの権利を取得、再度スターの座に復帰。
2007年にはMARVELとDynamiteの提携により、スパイダーマンと再度共演している。
1985年、リチャード・フライシャー(Richard Fleischer)監督により映画化。
ブリジット・ニールセン(Brigitte Nielsen)がレッドソニアを演じ、ゴールデンラズベリー最低新人賞を受賞。
シュワちゃんも準主役で登場しているが、コナンとは関係がない「カリドー」という役であったために、映画そのものが「コナンシリーズの劣化版」であるという印象を作ってしまった。
さらに日本でビデオリリースされた際「キング・オブ・アマゾネス」という邦題が付けられたため、コナンシリーズの類似品というイメージが更に強まってしまった(後に邦題もレッドソニアに戻った)。
また1998年にはTVドラマ版"Conan the Adventurer"において、アンジェリカ・ブリッジズ(Angelica Bridges)演ずるレッドソニアが登場している。
2000年代後半、映画版のリメイク企画が存在したが実現はしなかった。