トプ画はファミコン版の「レリクス暗黒要塞」のソーサラーである。
概要
レリクスとはボーステックが開発したゲームで、PC9801やMSXなどで発売されていた。後に言う所謂クリーチャー系ゲームの先駆けとなった作品であった。
GAME SYSTEM
主人公は魂だけの存在で、様々な生き物の身体に憑依して敵と戦い、より強力な生物に乗り移り、最強の肉体を探し倒すと言う斬新な発想であった。MSX版は当時カセットテープメディアだったが、ゲームオーバーになると最初からロードし直すと言う仕様であった。
ファミコン版
後に「レリクス暗黒要塞」のタイトルでファミコンのディスクシステムへ移植されるが、憑依出来る生物が容量的な関係で6種類しかなかった為、半ば不評であった。それ以外ではカンペンケースを思わせるようなパッケージなども特徴と言えるだろうか。
それ以上に、画面が切り替わるごとに、憑依するごとに、敵が現れるごとに、頻繁にローディングによる8秒の操作不能時間の「オマチクダサイ」が発生するため、ゲームのテンポが最低最悪な劣化ゲーになってしまった。
ETC…
クリーチャー系ゲームの初期の作品であるが、当時のドット絵では生物的表現が難しかった為、機械的にしか見えなかったのも、当時の技術上致し方なかったと言え、この辺はディズニーの「トロン」にも言える事でもある。
関連タグ
トロン・ディズニーのCGSF映画
アプトム・強殖装甲ガイバーに登場するゾアノイドで、様々なゾアノイドやゾアロードの力を吸収して強化する。
転生したらスライムだった件・これも様々な生物を吸収し擬態していく。
カリオストロ(グラブル):こちらはスペアボディに魂を憑依するタイプ。元々は男性だったのだが、今は自分が作った少女のボディで活動をしている。
ファンタズム(ジャレコ)、ブレイゾン(アトラス)・・・同じくキャラが敵に憑依するアーケードゲーム。