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レンジャー(聖剣伝説3)

れんじゃー

レンジャーとは、自然保護官や軍隊の特殊部隊を指すが、ここでは聖剣伝説3主人公の1人であるホークアイの光クラス2について述べる。
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概要編集

 ここでのレンジャーとはホークアイの光クラス2を指す。

 トラップ攻撃である「弓矢」「スパイク」とルナの魔法「ボディチェンジ」とドリアードの魔法「スリープフラワー」を習得する。必殺技はナイフ投げの「飛燕投」。


 「動物を捕えるのに使いそうなトラップ」と「自然の力を用いた魔法」という特技を持ち、『ファンタジー職業としてのレンジャー』と言うより現実世界の山岳救助隊あたりをイメージしてしまう。一応レンジャーは近代ファンタジーの原点とも言える指輪物語から登場しているジョブ/クラスで、pixiv大百科の記事「レンジャー」でも簡潔でわかりやすい記述がある。



容姿編集

 黒地のインナーに緑の半袖スペンサージャケットを重ね、白いタイトジーンズバンダナは緑に金の刺繍に変わり、差し色に赤いスカーフをあしらっている。革手袋に革長靴、ベルトで複数の革製ウェストポーチを身に付けていて、現実世界で森林・山岳で活躍する自然保護官としてのレンジャーらしい装備を身につけている。

 ホークアイらしくオシャレだが闇クラスのニンジャが全く忍者らしくないこととは対照的。砂漠っぽさやアラビアン風だった雰囲気は完全に消滅し、森林で働く格好なのはちょっとどうなのか疑問もなくはない。


原作編集

 単純な攻撃力は控えめだが2Hitするためダメージは重ねやすい。近接戦闘の場合、当然ながらHPや防御力は前衛キャラのデュランケヴィンリースには劣る点は注意。

 本作ではクリティカルは実装されておらず、命中率・回避率も機能していない。後述の特技の特性もあり、素早さと運が伸びるとされるホークアイだが、特技習得以外はクラス1に引き続き力と体力でも伸ばした方が良い


特技編集

 弓矢やスパイクは素早さ依存だが、どんなに伸ばしても威力はかなり弱い。敵によってはカウンターを誘発してしまうシステムもあり、宝箱トラップと同じエフェクトなのにこちらが受けるダメージは(心理的にも)大きいが、敵に使うとガッカリである。

 スリープフラワーはクラス2で唯一「敵を行動不能にする」特技。雑魚的限定ながら必殺技が痛い敵を安全に撃破できる他、叩くと目が覚めてしまうので、月読の塔など厄介な敵をスルーするのにも使える。一応カウンターは誘発するため、カウンター持ちの敵は起きるとカウンター行動を取る点は注意。

 ボディチェンジは敵の無力化には非常に効果的で、効けばカウンターも完全に封じられる。ただしかいがらハンターの経験値は1でドロップアイテムも入手できないので注意。こちらもマトモに戦うと消耗するマップをやり過ごすのに向いている。


必殺技:飛燕投編集

 全体技。ホークアイは2連撃のお陰でゲージが倍速で溜まり、ダメージ倍率も良いようでカウンターの無い雑魚を散らすのに活躍できる。他の全体必殺技もだが、他キャラの全体攻撃手段と連携しカウンターさせず全滅させれのもアリだろう。


リメイク版編集

 ニンジャが何故か術師系ステータスにシフトしたが、レンジャーも何故か腕力が上がり光クラス2のデュランリース並になった。武器の攻撃力が若干劣るものの、結果的に攻撃力数値は概ね横並びである。

 ちなみに耐久力は流石に彼ら2人には劣り、被弾には注意(防御力ならケヴィン並だが、これはケヴィンが原作以上に攻撃力特化し防御性能が落ちたため、と言えよう)。

 後述アビリティもあり、実は近接攻撃で打点を重ねた方が良いクラス。


特技編集

 弓矢とスパイクは素早さ→運を参照になったが相変わらず低火力。ただしカウンターシステムは無くなっており、トラップは発動も早いため、空中の敵を叩き落としたい時などに使える。

 スリーブフラワーとボディチェンジは雑魚敵が大きく弱体化したために価値が暴落した。難敵化したボスに状態異常が通用しないのも逆風で、ボス戦で活きる忍術と比べてしまうと使い所に困る魔法である。


必殺技:飛燕投編集

 ナイフを扇状に投げる広範囲技になった。最大9Hitで、クラス2広範囲のグラディエーター旋風剣やモンク旋風脚より若干範囲は狭いが発動時間が短い。敵を拘束はしないが、逃げ回るボスに途中で逃げられるリスクは小さいという点で優秀。


アビリティ編集

 『特技MPセーブ』はあるものの、忍術をサポートするアビリティが目立つニンジャと違い特技サポートはほぼ無い。意外にも打撃を強化するアビリティに恵まれている。

専用アビリティ『アイテムマスター』編集

 バトル中のアイテム使用時に10%の確率でアイテムを消費しないという、しれっと質量保存の法則を無視したアビリティ(まぁファンタジーだが)。

 難易度ノーフューチャーの「アイテム3個縛り」にて、天使の聖杯etc重要な消費アイテムが4回使えるポテンシャルを持つことになる。ノーフューチャーのボス戦は全滅を繰り返して突破するのがある程度前提な仕様で、『アイテムマスター』はクリアのワンチャンを掴むきっかけになりうる、字面以上に優秀なアビリティである。

『不意打ちII』編集

 「ホークアイを狙っていない敵」にダメージ+15%となるアビリティ(ダメージ増加は打撃だけでなく特技や必殺技にも適用される)で、ホークアイの隠密キャラが活きる能力。クラス2段階だとデュランの『アタックセイバー』+セイバー魔法と数値的に同格、リースのステータス魔法には流石に及ばないまでも、非常に優秀な火力強化アビリティである。

 ホークアイはクラス1で『隠密』があるため、常時発動に近い状態にでき、背面狙いでクリティカルが出易いという恩恵まで得られる。デュランに『挑発』をつけて前衛タンク+隠密というナイスなコンビも組める。

 能力の仕様上被弾しにくいため、HP80%以上で攻撃力が強化される『強気』『強気II』との相性も良い。同じく『不意打ちII』を習得するバシュカーの場合、『ハードヒット』でダウンを取って発動の補助としたり、『火事場の馬鹿力』『反逆』などHP減少で攻撃力強化するのとは対照的でもある。

 正面切って戦わないあたり前衛キャラ3人と性格を異にするが、このアビリティでデュラン・リース以上の近接火力を発揮も可能で、なんならパーティを組めば彼らの特技の援護でさらなる活躍も期待できる(逆にアンジェラのような打たれ弱いキャラとの編成だと別の立ち回りが必要かもしれない)。全弾回避が理想なノーフューチャー攻略時のマニュアル操作にありがたい能力でもある。


『状態異常特効』編集

 状態異常となっている敵にダメージ30%アップ。一見するとスリーブフラワーと相性が良いが、眠りはダメージを与えると解除されてしまうこともあり、クラス1『ポイズン』で毒付与した方が効率が良かったりする。

 ただし致命的な弱点として「ボスには状態異常は効かない」という問題を抱えている。ボス戦の方が重要なので、状態異常系は見送っても…というところか。




関連項目編集

聖剣伝説3 ホークアイ(聖剣伝説3)

ワンダラー(聖剣伝説3) ローグ(聖剣伝説3) スプリガン(聖剣伝説3)

ニンジャ(聖剣伝説) ニンジャマスター(聖剣伝説3) ナイトブレード アヴェンジャー(聖剣伝説3)

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