「ご主人様のお部屋に戻ってお掃除するです」
「それがオイラのいちばん幸せな時間なんです」
概要
CV:高橋未奈美
遊作の部屋のお掃除ロボット。一人称は「オイラ」。
当初は単なるお掃除ロボットだったが、子分になる事を条件にAiがプログラムを改造。会話や感情表現などの機能が向上し、Aiの事を「アニキ」と呼び、慕うようになる。それ以降、遊作が留守の間にケースからAiを出しては「秘密のお世話」をしている。
性能が向上する事に喜びを感じているのか「オイラ、もっとかしこくなりたい」とAiに頼んでいるが「その内ね~」と、はぐらかされている。
『ミラーLINK VRAINS』での最終決戦では、Aiが決死の手段を講じた際の僅かな可能性として、ロボッピのプログラム内に自身のバックアップを残しており、バックアップからAiを復元する役目を担っていた。
戦いが終わった後、Aiは遊作のデュエルディスクから去り、何故かロボッピも機能を停止した。
ロボッピのその後
その後、Aiと共にSOLへ宣戦布告をするという形で、再び遊作たちの前に姿を現す。人間態Ai同様、(何処となく前作のキャラと似た)人を模したアバターを獲得している
お手伝いロボットだった頃よりも遥かに高度な成長を遂げており、更にイグニス同様「意志を持つAI」に変化したという事実がAiの口から語られている。これは、「Aiのバックアップを一時的に有していた事が原因なのではないか」とAiは推測している。
天真爛漫かつ好奇心旺盛で、どんなものにでも興味を示す。念願叶って賢くなった事がよほど嬉しいのか、Aiがやや呆れるほど多弁。もっとも、発言のレベルは、外見通り子供っぽいものである。
自由意思を得た事で自ら様々な学習を行った結果、「人間は地球を汚しその掃除も出来ない、ダメダメで最悪な生き物」と結論付け排除する思想に染まってしまい、しかも結果として不霊夢を護れなかったSoulburnerは「兄貴を悲しませた元凶」として特に憎悪している。
初戦のvsブラッドシェパード&ゴーストガールのタッグデュエルでは、対人戦の経験がないにもかかわらず、スキル使用なしで二人をまとめて倒した。
次戦のvsSoulburnerとのデュエルでも善戦し、彼をあと一歩というところまで追い詰めるも、増大していく情報量に元々家事用だったAIが耐えきれず、オーバーフローを起こしてAIがほぼ初期化。デュエル継続が困難となり、Playmakerの願いを受けたSoulburnerの一撃で倒れ、機能を停止した。
初期化した彼が最初に思い浮かべたのは遊作の部屋をきれいに掃除した際、遊作に笑顔で頭を撫でられた思い出だった。デュエルを見ていたAi自身もロボッピが初期化してしまうと言う結末は予想しておらず、消えゆくロボッピへ良い奴であったことと、今回の騒動に巻き込んでしまった事を涙を流しながら詫びていた。
勝利を自ら放棄という、一見するとすっきりしない決着だが、これにはロボッピが勝っていたら……という希望を抱かせないという狙いがあるらしい。
使用デッキ
【機械族】で統一され、動物と家電製品が融合した見た目のモンスター群「機塊(きかい)」を使う。
相互リンク(およびリンク状態)・非リンク状態を切り替えることで、発動するモンスター効果を変えながら戦うのが主な戦術。また、専用の魔法カードは墓地やフィールドのモンスターを再利用するものが多い。
エースモンスター
LINK2のリンクモンスター。プラグとタコを組み合わせた姿を持つ。リンク状態になることで自身を戦闘・効果から守りつつ、相互リンクしている「機塊」リンクモンスターの攻撃力を上げる効果を持つ。
効果名は「タコチャージ」。
《掃除機塊バキューネシア》
LINK1のリンクモンスター。掃除機とゾウを組み合わせた姿を持つ。1ターンに1度、相手のメインモンスターゾーンのモンスター1体、もしくは相手フィールドのカード1枚を破壊する効果を持つ。
《扇風機塊プロペライオン》
LINK1のリンクモンスター。扇風機とライオンを組み合わせた姿を持つ。1ターンに1度、攻撃された自分のモンスター、もしくは自身と戦闘する相手モンスターの攻撃力を半分にする効果を持つ。
《洗濯機塊ランドリードラゴン》
LINK1のリンクモンスター。洗濯機とドラゴンを組み合わせた姿を持つ。1ターンに1度、自身との戦闘で発生するダメージを0にしつつ、相手モンスターを除外、もしくは破壊しつつバーンダメージを与える効果を持つ。
召喚条件が厳しい代わりに効果が強力で、彼の切り札と言える。
関連タグ
藤木遊作……ご主人、彼によって作成された
Ai……「アニキ」と呼ぶほどに慕い、子分になる
リンクリボー……同じくAiの子分的な存在で、ライバル関係