概要
犬木栄治が『てれコロコミック』冬休み増刊号に連載した読み切り漫画版に登場するバルタン星人の形をしたロボット。パイロットは春野ムサシの高校時代の同級生の真壁竜馬。
統合防衛軍がコスモスと戦ったバルタン星人の能力を解析し、地球の技術で建造したロボット兵器でファイターモードと呼ばれる戦闘機形態スターバルタンに変形して高速で空を飛ぶ。
全体的にスマートかつ鋭角的なデザインをしており、ドリル形態「ハイパードリル」に変形する太い右のハサミと鋭く細い左のハサミの他60mm機関砲と空対地短距離ミサイル、胸の高熱板から発射するビーム等多彩な武装が施されている。
防衛軍の最新兵器として出撃し、カオスバグを単体で撃破し初陣を飾ったがカオスバグから抜け落ちたカオスヘッダーに浸食され防衛軍第3基地で制御不能に陥り竜馬を中に乗せたまま暴走してしまう。
竜馬はコスモスに自分ごと倒すよう言ったが、最終的にはコックピットから救出され、残ったロボバルタンも破壊された。
余談
ロボバルタンの活躍するエピソードについて、作者の犬木氏は自身の公式ホームページ(現在は閉鎖)において、
「コスモス」は、怪獣を保護して倒さない事が多い。
それが気に入らない俺は
ロボバルタンという、敵を作り、思いっきりバトルさせた。
…が、マニアからは、メチャメチャ怒られた。
「裏切り者!!」って。
と語っていた。
上記の通りロボバルタンの両手はドリルとハサミなのだが、その形状はどこか既視感のある形をしている。
おそらくパイロットの名前が竜馬なのも、主人公のムサシとかけたあのロボットアニメのオマージュだろう。
関連タグ
もしかして:メカバルタン