概要
コナミの縦スクロールレースゲーム。1984年に稼働を開始したAC版が初出。移植はファミリーコンピュータやMSXなどの他、『コナミ80'sアーケードギャラリー』(AC、PS)や『コナミアーケードコレクション』(DS)と言ったオムニバス作品にも収録されている。
サーキットではなく只管直進するタイプ。自車を操作してぶつからないように前を走る車を追い抜く(但し、順位の概念があるのはAC版のみでFC/MSX版にはない)。他の車は種類によって動きが多少異なり、一部はこちらにぶつかろうとしてくる。
アザーカーや障害物に接触するとスピンもしくはクラッシュする。但し、スピンした場合はカウンターステアを切ることで体制を立て直せる。クラッシュした場合はその場からやり直しとなり、各ステージのゴールに到着する前に燃料がなくなるとゲームオーバー。
ゲーム中のBGMはない。
続編
続編が出ているがこれらは初代と異なり普通のレースゲームと同じくレース方式になっており燃料ではなく制限時間がなくなった時点でゲームオーバーとなる。
・ミッドナイトラン:ロードファイター2
1995年稼働のアーケードゲーム。のちにPSに移植された。
この作品からゲームのルールが変更され制限時間内にゴールできればクリアとなっている。
・ワインディングヒート
1996年稼働のアーケードゲーム。ミッドナイトラン:ロードファイター2の関連作品。
三栄書房(現:三栄)のチューニングカー雑誌「Option」の協力を受けているが登場車種は実名で登場していない(この作品のあとに出た「レーシングジャム」でようやく実名で登場した)。
・ロードファイターズ
2010年稼働のアーケードゲーム。3D立体視対応のアーケードゲームとして登場した。
この作品でついに実名で実在車種が登場し、さらには2トントラックである日野・デュトロまで使用可能(ただしホンダは大人の事情で登場できず)。だが本作ではこれまでの作品と異なり1vs1のレースが基本となり(例外あり)、さらに一定以上ダメージを受けるとその場でクラッシュする。
また、e-AMUSEMENT PASSにも対応しておりチューニングやドレスアップも行えた(一部車種はドレスアップに制限あり、GT-Rのみドレスアップ不可)。ただし現在オンラインサービス終了のためe-AMUSEMENT PASSは使用不可。