ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

目次 [非表示]

概要編集

ドイツに伝わるエルフと同じく美しい女性の姿をした妖精(あるいは精霊)一族。


皆、美しく長い髪の毛をしており、荒れ果てた荒野の丘の下に住居を構えており、全員が女性しかいない種族であり、その姿と同じく全員、愛情深く、親切で優しい心の持ち主たちで、尚且つ家庭的な妖精たちである。


…が、それは見方を変えれば危険極まりない側面をも持っており、しばしば地上に出てきた彼女たちは日本ウブメ中国鬼神・コカクチョウと同じく気に入った子供がいれば自分たちの世界である妖精界へ連れ去ってしまう悪癖を持っている。要するに大変なお節介好きという事。


しかも、本人たちはその行為が子供たちにとっての一番の幸せに繋がる行為だと信じて疑っていない唯我独尊的な思考の持ち主であるため、全くその行為に罪悪感を全く感じていないというからタチが悪い。


その為、親や(おそらく)一部の子供たち以外の子供にとっては恐怖の対象でもあり、このようなことを防ぐには、子供の親たちがヴィルデ・フラウに対して注意を常に払っておけば良いとされ、もし、ヴィルデ・フラウが子供を誘拐しようとした際、親がきちんと子供の手をつかんで離すようなことがなければ、彼女たちにはどうすることもできず、そんな時の彼女たちは、本当に悲しそうに泣きながら去っていくとされる。


また、女性たちしかいないため、人間界へ出向いて、人間の男性誘惑結婚しようとする。

もしその要求に応えて結婚してしまうと、2度と人間界へは戻れず、永遠に妖精界で暮らさなければならないという(ある意味それはそれで幸せなのかもしれないが…)。


但し、もしその男性が既に結婚していた場合は、その男性のを奪い去ったヴィルデ・フラウに対して礼儀正しく振る舞えば、奪った夫を返してくれる。


何処までも清らかで美しく、心優しいが故にそれがかえって逆に(一部の人間以外には)牙を向くことがある、種族。それが彼女たちヴィルデ・フラウなのである。


余談編集

ヴィルデ・フラウとは野生女という意味らしい。ヴィルデの源綴「Wilde」はワイルドと同系である。近縁の方の「Wilde berta」は「荒くれベルタ」と訳される。

関連タグ編集

ファンタジー 妖精 亜人 エルフ

関連記事

親記事

妖精一覧 ようせいいちらん

兄弟記事

pixivに投稿されたイラスト pixivでイラストを見る

このタグがついたpixivの作品閲覧データ 総閲覧数: 117

コメント

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました

見出し単位で編集できるようになりました