― 声に出して読みたい日本語、 乳首残像拳 ―
概要
エロ漫画等で多く見られる表現技法の一つ。
乳首の軌道を残像させることで「乳房の激しい揺れ」を表す。
また、その残像は「確かに私(乳首)はココに居たんだ」という存在証明でもある。
ポップでキャッチーなエロティック表現として愛好される一方、
現実には起こり得ない現象のためか、一部の層には「ギャグ」として見る向きもある。
この手の飛び道具的表現には、広い心で楽しむ「プロレスファン」のような態度が求められる。
事実、現在本記事を編集している筆者の読んだ「エロマンガ・スタディーズ 「快楽装置」としての漫画入門 著:永山薫」の144ページで『初めて見る人ならば、「この胸の前に描かれたリボンのような、のたくる軌跡はいったい?」と首をひねるに違いない。もはやエロを突き抜けている。シュールレアリスムである。』と書かれていた。エロマンガを読み慣れていない層には意味不明と紙一重と言えよう。
なお、「乳首残像拳」という謎の呼び方は、元々ある界隈では知られていた「乳首残像」という言葉に、
あとから『ドラゴンボール』の「残像拳」という必殺技を掛けただけの単なる言葉遊びである。
また、少年漫画界隈でまことしやかに囁かれている都市伝説「乳首券」をルーツの一つとする説もある。
いずれにせよ考えるだけ時間の無駄であり、あまり深く追求すべきではない。
pixivでの主な残像例
・乳頭のみが軌道を描くタイプ
・乳輪込みで軌道を描くタイプ
・乳輪が伸びるタイプ
・乳首の形がそのまま残るタイプ
タグ付けについて
乳首だけが残像している場合は「乳首残像拳」のタグ一つで済むが、
同時に「乳房本体」も残像している場合は「乳分身」のタグも必要になってくる。
つまり、乳分身からの乳首残像拳である。
元祖
乳首の残像表現の考案者は奥浩哉(1992年より「週刊ヤングジャンプ」で連載していた『変』において)だと言われている。
本人が現在「あれは俺が発明した」と主張しているので、「いや俺のほうが先だ!」と名乗りを上げる漫画家が出てこない限り、元祖は奥浩哉ということでいいだろう。
1990年代にヤンジャンで乳首が残像していたという時点でスゴイ話である。
関連タグ
パイスラッシュ(必殺技っぽい響きの乳タグとして)
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